ビリー・ワイルダー監督作をオールナイト上映、円熟期の3作品を35mmで

9月18日、19日の2日間、東京・飯田橋ギンレイホールにてオールナイト上映企画「『午前0時のフィルム映写会』ビリー・ワイルダー監督特集」が行われる。

同イベントでは、ハリウッドの名匠ビリー・ワイルダーが監督を務めた「情婦」「昼下りの情事」「サンセット大通り」を35mmで上映。約50年にわたるフィルモグラフィーの中から、1950年代に公開された3作品が選ばれた。

「情婦」はアガサ・クリスティーの小説及び戯曲を原作にした法廷サスペンス。タイロン・パワー、マレーネ・ディートリヒ、チャールズ・ロートンらスター俳優たちが熱演を見せる。一方オードリー・ヘプバーンをヒロインに迎えた「昼下りの情事」では、年上の男性に憧れる箱入り娘の背伸びした恋をユーモラスかつロマンティックに描き出す。最後に上映される「サンセット大通り」は、スターに返り咲くことを夢見る往年の大女優が、妄想と狂愛の果てに滅んでいくさまを追った悲劇。グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデンらのほかに、セシル・B・デミル、バスター・キートンといった映画監督たちが本人役で出演を果たしている。

前売り券はすでに完売している同企画。当日券は劇場窓口にて開場時間より発売される。

「午前0時のフィルム映写会」ビリー・ワイルダー監督特集

2015年9月18日（金）、19日（土）東京都 飯田橋ギンレイホール
開映 23:00 / 終映 翌5:30（予定）※連日開催
料金：当日券 2000円 / 学生、会員同伴 1000円
＜上映作品＞
「情婦」
「昼下りの情事」
「サンセット大通り」