A・デプレシャン新作、M・アマルリックが20年の時を経て同一キャラ演じる

「クリスマス・ストーリー」で知られるアルノー・デプレシャンの監督作「Trois souvenirs de ma jeunesse」が、「あの頃エッフェル塔の下で」の邦題で公開されることが決まった。

本作は人類学者の男ポール・デュタリスを主人公にした人間ドラマ。彼が外国からパリへ戻る途中でパスポートをめぐるトラブルに巻き込まれたことをきっかけに、家族との関係や過去の旅の思い出、同郷の女性エステルとの恋など、これまでの人生を追想するさまを描く。1996年の公開作「そして僕は恋をする」で主人公ポールに扮したマチュー・アマルリックが20年の時を経て同一人物を演じるほか、若き日のポールとエステル役には若手俳優のカンタン・ドルメールとルー・ロワ=ルコリネが起用された。

「あの頃エッフェル塔の下で」は12月より全国で順次公開。