「キングス&クイーン」「クリスマス・ストーリー」の
第77回カンヌ国際映画祭で特別上映された本作は、デプレシャン自身が投影された自伝的映画だ。主人公は彼の過去作「そして僕は恋をする」「あの頃エッフェル塔の下で」で
キャストには
本編には、映画史に功績を残した50本以上の名作が登場。リュミエール兄弟が映画を発明するさまや、アベル・ガンスの「ナポレオン」、フランク・キャプラの「或る夜の出来事」、アルフレッド・ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」、黒澤明の「乱」や、「ターミネーター2」「ノッティングヒルの恋人」など世界中のさまざまなジャンルの映画がスクリーンを駆け巡る。ドラマとドキュメンタリーを融合した構成で展開され、一般の観客が映画体験を語るインタビューシーンが挟まれるほか、大阪のシネ・ヌーヴォ、東京のアンスティチュ・フランセなども映し出される。
ティザーポスタービジュアルには、祖母に連れられて初めて映画館に訪れた6歳のポールが。場面写真には、映写機と向き合う14歳のポールの姿や、アマルリックがほほえむ様子も切り取られている。
「映画を愛する君へ」は東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。配給はアンプラグドが担当する。
アルノー・デプレシャンの映画作品
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