ある意味ミッション：インポッシブル？「内村さまぁ～ず」完成披露に芸人集結

「内村さまぁ～ず THE MOVIE エンジェル」の完成披露舞台挨拶が本日8月3日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、キャストの内村光良、さまぁ～ず、藤原令子、久保田悠来、ゲスト出演の芸人たちが登壇した。

バラエティ番組「内村さまぁ～ず」を映画化した本作。探偵事務所と劇団を兼ねた“エンジェル社”の面々が、依頼者の悩みを芝居によって解決していく。メインキャラクターを演じたさまぁ～ずの三村マサカズは、監督の工藤浩之から「セリフがないところはけっこういい演技してた」と褒められたことを伝え、さらに「NGシーンも本編に入ってた気がします」と明かして他の登壇者よりツッコまれる。続いて内村は「いろんなところで言ってますが……観終わったあと、なんにも残らない映画だと思っています」、さまぁ～ずの大竹一樹は「アイツは必要ないんじゃないか!?っていう役をやっている。もう2、3回観るといろんな場面が見えてくると思います」と挨拶した。

内村とさまぁ～ずの3人に加え、本日集まった芸人はTIMのレッド吉田、東京03、ドランクドラゴンの鈴木拓、我が家の杉山裕之と谷田部俊、かもめんたる、梅小鉢、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子、鬼ヶ島、ハマカーン。彼らを代表してドランクドラゴンの鈴木が「僕は台本をもらってなくて作品に1秒くらいしか出てない。三村さんに蹴っ飛ばされて、すぐに『おつかれさまでしたー！』って帰りました……」と一瞬で終わった撮影を振り返ったほか、「撮り方が今までの映画と違ってバラエティみたいな感じ。こんな映画、皆さんは観たことないと思う！」と本作の魅力を熱く語った。

やがて壇上では「内さま クイズ THE MOVIE」と銘打った大喜利コーナーが展開され、芸人たちの回答が会場を次々と沸かせていく。途中、「ミッション：インポッシブル／ローグ・ネイション」のプロモーションで来日中のトム・クルーズに話が及び、三村が「こっちもある意味、内容は“ミッション：インポッシブル”ですよね」とうまいことを言おうとするも、しどろもどろな話しぶりに。そんな三村に対して内村は「私、この映画を機に彼と共演NGにしたいと思います！」と声を上げ、さらに「この人が大竹のセリフを話し始めたとき、やってられない！ と思いました」と訴えて会場の笑いを誘う。

エンディングでは内村の「レッドで締めましょう！」のひと言により、レッド吉田が舞台の中央へ。内村が「今日のレッド！」と番組おなじみのタイトルコールを叫ぶと、気合が入った様子のレッド吉田が一発ギャグを連発し、最終的に3発目の「てくてくてく、今何時？ ひじ！」で締めくくる。主題歌「これが私の生きる道」を担当したPUFFYもサプライズゲストとして登場するなど、終始にぎやかなムードの舞台挨拶となった。

「内村さまぁ～ず THE MOVIE エンジェル」は9月11日より全国ロードショー。