「FOUJITA」は1920年代から1930年代にかけてフランス・パリで活躍した日本人画家、藤田嗣治の半生を描く作品。「乳白色の肌」という裸婦像を描きエコール・ド・パリの寵児となったフジタは、戦争を機に日本に帰り、今度は“戦争協力画”を手がけて日本美術界の重鎮へと上りつめていく。
フジタを演じるオダギリは、本作で初めてフランス語での演技に挑戦。猛特訓の末、セリフの約半分をフランス語で演じ切った。疎開先の村で敗戦の瞬間を共にすることになるフジタの5番目の妻に扮するのは
今回公開された映像にも盛り込まれている、フジタが女装して招待客を出迎えるパーティー「フジタナイト」のシーンは、パリのマレ地区にあるルネサンス様式のパリ歴史図書館を貸し切って撮影されたもの。またこの予告編では、静かで落ち着いた映像美の中でフジタのフランスでの奔放な生活と日本での田舎暮らしが対照的に映し出されている。
「FOUJITA」は11月14日に東京・角川シネマ有楽町ほかにて全国ロードショー。
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