城田優演じるホストが「明烏 あけがらす」をオススメ、寄生生物“ヒダリー”も

福田雄一が監督、菅田将暉が主演を務めた「明烏 あけがらす」よりスピンオフムービーが到着した。

ホストクラブを舞台にした「明烏 あけがらす」は、借金返済に追われるホストと頼りにならない仲間たちの12時間を描いたコメディ。

このたび公開されたスピンオフムービーは3本。本編で主人公のホスト仲間を演じた城田優が、映画とは別の実在するホストとして登場し、客に「明烏 あけがらす」をオススメする形式となっている。動画の中では「明烏 あけがらす」がすでに公開されている設定で、どこか胡散臭いこのホストによると、山崎貴監督作「寄生獣」と人気を競っているらしい。しかし話の途中で彼の左手に寄生したパラサイト、“ヒダリー”が暴走し始める。最後は必ず「基本的にホストの言う事を本気にしてはいけません」というただし書きで終わる3本の動画は、どれも映画本編のコメディ要素を引き継いだものとなっている。

城田がカメラに向かって延々としゃべり続けるこの脚本は、すべて福田が書き下ろしたもの。一人芝居にもかかわらず4ページにもわたる台本を2日前に受けとったという城田は、その分量に驚きながらも本番ではほぼリテイクなしで演じきった。城田の板についたホストぶりに、福田も思わず「もうホストになっちゃえよ」「普段からこういう生活してるわけじゃないよね？」と声を上げた。

「明烏 あけがらす」は5月16日より全国ロードショー。