亡命作家スコリモフスキの軌跡を一晩で堪能、叫び声で人を殺す男も登場

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ポーランド出身の監督イエジー・スコリモフスキのオールナイト上映「アウトサイドに佇む鬼才 イエジー・スコリモフスキ」が4月18日に東京・新文芸坐にて開催される。

「ザ・シャウト/さまよえる幻響」 (c) 1978 Carlton Film Distributors Limited. All Rights Reserved. Licensed by ITV Studios Global Entertainment Limited and Distributed by Park Circus Limited

「ザ・シャウト/さまよえる幻響」 (c) 1978 Carlton Film Distributors Limited. All Rights Reserved. Licensed by ITV Studios Global Entertainment Limited and Distributed by Park Circus Limited

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ヌーベルヴァーグを代表する俳優、ジャン=ピエール・レオを写した「出発」のワンシーン。(c)BELFILM

ヌーベルヴァーグを代表する俳優、ジャン=ピエール・レオを写した「出発」のワンシーン。(c)BELFILM[拡大]

旧ソ連監視下のポーランドで反体制的なニュアンスを含む作品が問題視され、亡命を余儀なくされたスコリモフスキ監督。ベルギーやイギリスなどさまざまな国で映画を制作し、カンヌやヴェネツィアをはじめ多くの国際映画祭で賞に輝いている。

氷点下の雪原をひたすら逃げるヴィンセント・ギャロを写した「エッセンシャル・キリング」のワンシーン。(c)Skopia Film, Cylinder Production, Element Pictures, Mythberg Films, Syrena Films, Canal+ Poland. All rights reserved.

氷点下の雪原をひたすら逃げるヴィンセント・ギャロを写した「エッセンシャル・キリング」のワンシーン。(c)Skopia Film, Cylinder Production, Element Pictures, Mythberg Films, Syrena Films, Canal+ Poland. All rights reserved.[拡大]

特集では、亡命後の初監督作品「出発」から、叫び声で人を殺せる男を描いた「ザ・シャウト/さまよえる幻響」、とある家のリフォーム作業に明け暮れる男たちを捉えた「ムーンライティング」、そして祖国ポーランドに戻って制作された「エッセンシャル・キリング」までを上映する。

舞台となる土地も出演者の国籍も異なる多彩な作品群を一晩で堪能できる本イベント。チケットは新文芸坐の窓口と、チケットぴあにて販売中だ。

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アウトサイドに佇む鬼才 イエジー・スコリモフスキ

2015年4月18日(土) 東京都 新文芸坐
開場 22:30 / 開映 22:45 / 終映 翌5:20(予定)
<上映作品>
出発」 
ザ・シャウト/さまよえる幻響
ムーンライティング
エッセンシャル・キリング
料金:前売り・友の会2100円 / 当日一般2300円

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