松尾スズキ流生き方、「必ずなんとかなる」と学生に指南

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4月4日より全国公開される「ジヌよさらば~かむろば村へ~」の監督、脚本、出演を務める松尾スズキが、3月30日に東京・早稲田奉仕園内スコットホールにて大学生向けのトークセッションを行った。

講演後、大学生たちに囲まれて記念撮影する松尾スズキ。(c)2015 いがらしみきお・小学館 / 「ジヌよさらば~かむろば村へ~」製作委員会

講演後、大学生たちに囲まれて記念撮影する松尾スズキ。(c)2015 いがらしみきお・小学館 / 「ジヌよさらば~かむろば村へ~」製作委員会

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「ジヌよさらば~かむろば村へ~」ポスター (c)2015 いがらしみきお・小学館 / 「ジヌよさらば~かむろば村へ~」製作委員会

「ジヌよさらば~かむろば村へ~」ポスター (c)2015 いがらしみきお・小学館 / 「ジヌよさらば~かむろば村へ~」製作委員会[拡大]

「ジヌよさらば~かむろば村へ~」には主人公であるお金恐怖症の青年タケをはじめ、寂れた村に暮らす個性豊かなキャラクターが続々と出現。登場人物たちにならって“型にハマらない生き方”をする心構えを、人生の先輩である松尾が学生たちへ伝授した。大学卒業後に1度は就職するも、演劇の道を目指すため仕事を辞めたという松尾。しかし「フリーターもうまくいかない。学生がバイトリーダーだったりすると、なけなしのプライドが傷つくんですよ……」としみじみ当時を振り返る。舞台から映画まで多岐にわたる活動への原動力を問われると、「(作品づくりが)最後にたどり着いたところ。だから、これを失ったらもうない!という背水の陣で臨む覚悟ですかね」と仕事に懸ける思いを打ち明けた。

最後に松尾から「先行きが不安になったら、映画にも出てくる『必ずなんとかなる、思った通りではないけれど』という言葉を思い出してください。僕も不安な日々がありましたが、どこかには着地できるはずだという思いを持ち続けていました。状況によって着地点は変わるものだと理解していれば、少しばかり気が楽になるのでは?」とメッセージが贈られ、学生たちは霧が晴れたようなすがすがしい表情で会場をあとにした。

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

松尾「僕も不安な日々がありましたが、どこかには着地できるはずだという思いを持ち続けていました。状況によって着地点は変わるものだと理解していれば、少しばかり気が楽になるのでは?」/松尾スズキ流生き方、「必ずなんとかなる」と学生に指南 http://t.co/46ZpBFPNf4

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