オリジナルアニメ「
「貴方が望むならOPEN」ついにラスト
4月から毎月開催されてきたワンマンライブ「『前橋ウィッチーズ』ライブ ~貴方が望むならOPEN~」。アニメ本編の映像と生歌唱でストーリーを追体験する同ライブは、第9話から最終話となる第12話までを振り返る今回の「Chapter4」でラストを迎えた。毎回行われてきた応援差し入れ企画のフラワースタンドはこれまでの倍の2つになり、海外からのファンも訪れるなど放送終了後も衰えぬ勢いを見せる「前橋ウィッチーズ」。そのパワーを感じさせるように赤城ユイナ役の
MCでも本村が「エモエモな花火打ち上げていきましょう!」とテンション高く挨拶すると、続く三波も「最高な夏の思い出作っていきましょう!」とハイテンションでファンに呼びかけた。また「Chapter4」でフォーカスされるユイナ役の春日が「『Chapter1』からキャストのみんなもファンのみんなもここまでいいバトンをつないでくれて、『大丈夫かな私』とか思っていたんですけど。みんな一緒に素晴らしいライブ作り上げてくれますか?」とファンに問いかけると、大きな歓声でファンも応えていた。
「メジルシ」でファンの涙誘う
おなじみとなった「時を戻そう」のかけ声で第9話の本編映像が流れると、すぐさま「MATSURI day PARTY!!」をフル歌唱し、会場を夏らしい雰囲気に包む。本編は進み「前橋ウィッチーズは永遠不滅」の名セリフも登場するなど5人の絆の深まりを感じさせるシーンが続くが、膳栄子が魔法の花屋を乗っ取り雰囲気は一変。お店を取り戻せなければ魔女見習いとして過ごしたすべての記憶を失ってしまうことから、ユイナたちが魔法の花屋への入口を必死に探す。このシーンで流れる第10話挿入歌の「メジルシ」に合わせて、春日から順にメンバーが1人ずつ歌唱しながらステージへ登場。歌が途切れたところで本編と同じく、感情のこもった春日の「やだ!」のセリフを挟んで再び歌唱へ。作中屈指の感動的なシーンに5人のエモーショナルな歌声が重なり、すすり泣くファンの姿も多く見られた。
まるでアニメの再現「ユメミ誇レ!ユメ咲キ踊レ!」で会場がペンライトの光で染まる
その後エンディングへ入ると第10話と同じく「それぞれのドア」の楽曲だけが流れ、映像にもユイナたちのの姿がない。さらに楽曲が終わると会場が明転し、「以上を持ちまして『前橋なんだっけ ~貴方が望むならOPEN~ Chapter4』を終了いたします」と、前橋ウィッチーズの記憶が消えたことを思わせる不気味なアナウンスが流れ、より一層作品への没入感を高めていた。
再び暗転すると第11話から本編映像がスタート。5人の絆で記憶を取り戻した前橋ウィッチーズと、栄子が再び邂逅し、栄子へ贈った「今は小さな蕾でも」を歌唱する。春日たちの歌声が力強く会場に響き、物語が大団円を迎えると大きな拍手が沸き起こった。最後にはキャスト5人がステージ中央へ集まり「We are 前橋ウィッチーズ!」とポーズを決め、第12話Aパートのラストを再現。そのまま「夢よ、咲け!」「シャボン・テンション!」「You Are My World」「Meteor Shower」と、「『前橋ウィッチーズ』ライブ ~貴方が望むならOPEN~」の歩みを思わせるような挿入歌メドレーで、会場のボルテージを上げる。そして第12話を締めくくった挿入歌「ユメミ誇レ!ユメ咲キ踊レ!」をライブ初披露。メンバーカラーのペンライトが会場を照らす様子は、まさに作中での歌唱シーンのようだった。ラストは第12話のエンディング映像とともに、「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」で締めくくる。満面の笑顔でパフォーマンスする前橋ウィッチーズの姿で、最高潮の盛り上がりを見せた。
「Chapter4」はユイナらしいエモエモなライブに
アンコール前には新情報としてワンマンライブ「『前橋ウィッチーズ』ライブ ~Welcome to WITCH-VERSE!!~」が12月26日・27日にZepp Hanedaにて開催されることを発表。再び熱狂に包まれた会場に前橋ウィッチーズの5人が姿を表すと、百瀬は「泣きそうになっちゃった」とライブの感想を口にし、ファンから同意の声があがる。春日は「みんなの涙、見てたよ」と伝え、「みんなが盛り上がってくれて楽しかった」と笑顔を見せた。続くパフォーマンスでは、7月30日発売の1stアルバム「アゲラタム」から「ドリーミードリーミーフラワー」と「花たちはどんな夢を見る」の2曲を披露。「花たちはどんな夢を見る」では、間奏でのキレキレのダンスに会場から歓声があがっていた。
最後の挨拶ではいつもと順番を変えて百瀬がトップバッターに。今回の「メジルシ」の様にここまでアニメに寄り添った演出で歌う機会は今後ないかもしれないと、貴重なライブだったことを強調しつつ「今しかない機会を皆さんと共有できて本当にうれしかったです」と伝える。さらに「これからもまだまだ続いていきますので、これで終わりじゃないですから、これからも応援お願いします!」と年末のライブも決まった前橋ウィッチーズの今後に早くも目を向けた。続く三波は「みんなを引っ張ってくれて、ユイナッチョリンらしいエモエモなライブになったなと思います」と、今回スポットがあたったユイナ役の春日への思いを口にする。またメンバー、ファンへの愛を伝えつつ「これからも前橋ウィッチーズを愛してください!」と笑顔で呼びかけた。
咲川が明かす“さくら”のかわいいポイントにメンバー共感
本村は「夏を吹き飛ばしちゃうくらい暑苦しいユイナ(笑)」とユイナの印象を伝え、続けて「彼女のよさは燃えるような情熱的な勇気と希望だなと思っています」とその魅力を語る。7月上旬から喉のコンディションにより一時、歌唱を制限していた本村は「メンバーが自分の歌詞割りをカバーしてくれて、イベントに欠席することなく出演できたのはメンバー、スタッフさんたち、笑顔で応援してくださった皆さんのおかげです」と感謝の言葉を紡ぐ。さらに「大変なこともこの先あるかもしれないけど、メンバーが私の声を届けてくれたこの期間に『私たちなら大丈夫だな』という勇気をたくさんもらいました」と改めてメンバーの力を実感したことを伝えた。
咲川は春日の“かわいいポイント”を自身の目線で紹介。「すごくおしゃべりでなんでも報告しちゃうこと」と発表すると、メンバーからは「わかる!」の声が乱れ飛ぶ。「さくらはすごい頻度で連絡してきて、その日のさくらの出来事が丸わかり(笑)」と仲のよさが伝わるエピソードを披露する。すると百瀬は「一緒に住んでいるみたい(笑)」と春日の行動がどれほど丸わかりかを伝え、三波は「レッスン場に入ってくるなり『聞いて聞いて』って(笑)」とプライベートでの様子を再現し、春日もこれを認めると会場から笑いが起こる。咲川は続けて「ぽけーっとしていることも多くてそこもかわいいんですけど、決めるところは決めるんです。すっごく本番に強くて、パフォーマンスするときの顔つきがぜんぜん違うんです。そこがさくらのいいところだなって思いました」と称賛の言葉を並べ、春日を照れさせていた。
メンバーと心をひとつにして歌った「メジルシ」、そしてあふれる涙
トリを任された春日は珍しく緊張した様子を見せ、「頭が真っ白」だと素直に明かす。春日は「メジルシ」での登場の場面を振り返り、「いつもはみんなと一緒だから1人ってこんなに緊張するんだって。ステージに立ったときに手がブルブルに震えたんです」とそのときの心境を伝える。続けて「でもみんなが入ってきて一緒に歌うときに、歌声の感情とかが伝わってきて、震えがピタッて止まって。これはみんなのことを信頼していて心がひとつにつながったからだと思って、その瞬間、気持ちがパァってなったんです。(ファンの)みんなの顔もそのときに見えて『この瞬間を忘れたくないな。ここで終わっちゃうなんて嫌だ』って思えて、これまでで一番曲に入り込んで歌えました」と「メジルシ」に込めた思いを語った。
また春日は「センターの私がメンバーのみんなを引っ張ってあげられるような人だったらいいなって何回も思ったんですけど、いつもみんなに引っ張ってもらってばっかりで。私ががんばれる原動力は、メンバーのみんなが楽しくライブができるように、ファンの方がライブを楽しめるようにということ。みんなのことが大好きで、みんなへの愛がこもったパフォーマンスをしているつもりだから、それをさっき褒めてもらえてうれしかったです」と感謝を口にする。それを聞いた百瀬が「活動をはじめてからずっと、前橋ウィッチーズを背負ってきてくれたのはさくらだと思う」と素直な気持ちを伝えると、本村も「うちらの花屋は黙ってない!」の歌詞「置いてかないから」が「いつもユイナの声で聞こえてくる」と、前橋ウィッチーズでの春日の存在感に感謝。メンバーの思いに触れて涙を流す春日にメンバーが駆け寄り、会場からは大きな拍手が贈られた。
エモエモな雰囲気が一転?「でもこれが前橋ウィッチーズ」
さらに「『メジルシ』は気持ちがひとつになったほうがいいと思って」と、事前には渡せなかったが前橋ウィッチーズのメンバーそれぞれに手紙を書いてきたことを春日が明かす。これには「そういうところ本当に大好き」「もっと好きになっちゃう」とメンバーの思いも溢れていた。会場がハートフルな空気に包まれたところで、春日が「まだ終わりじゃないので」と力強く宣言。しかし続けて、「皆さんいい感じに聴いてください(笑)」と自身も吹き出してしまうゆるい言葉が出てしまう。これには「本当にユイナみたい」「エモエモな気持ち消えちゃったよ!」と、メンバーもファンもツッコミを入れざるを得ず、会場が笑いに包まれた。ひと呼吸おいて春日が「私が仕切るとフワッとした終わりになっちゃうんだよね(笑)」と反省すると、「でもこれが前橋ウィッチーズだよね」と三波が締め、「それぞれのドア」でイベントに幕を下ろした。
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