2026年1月4日より放送される「花ざかりの君たちへ」は、憧れの人・佐野に会うために性別を偽ってアメリカから男子校に転入してきた少女・瑞稀を中心に描かれる学園ドラマ。第1話冒頭シーンのアフレコでは、山根1人に対し、男子20人がいるような現場だったのだという。山根はガチガチに緊張していたと前置きしながら、「そのときの瑞稀の(女の子だということが)バレないかなというドキドキと、私のやっていけるのかなというドキドキがリンクして、これから始まるんだというワクワク感が自分にリンクしていたような気がします」と振り返る。八代は、「最初は考えながらやっていた部分はあったんですけど、でも佐野は悩んでないしなと開き直って。ただ日常に自然にいることで、周りのみんなに立たせていただいているみたいな感覚でした」と語った。
東京出身だが関西弁をしゃべることになった戸谷は、監修が入りつつも言葉に苦労したことを明かす。年齢感をどこまで合わせたらいいのか気にしたという梅原は、「テストのときは皆さんに合わせて若めの声で演じたんですけど、難波はむしろ色気とか大人っぽさみたいなところを出してほしいと言われました」とコメント。ほかのキャラクターよりカッコよさを出す難波ををどう表現するかについては、「難波にとっては別にギャグじゃないわけじゃないですか。本当に人気があって自然にカッコいい人。二枚目のカッコよさだったらもっとコテコテにしてもいいんでしょうけど、そうじゃないフラットなカッコよさを出すにはどう演じたらいいかなっていうのは気にしてますね」と述べた。
先行上映会では、オープニング・エンディング映像を初披露。オープニング映像の好きなポイントについて、戸谷が「瑞稀の視点で廊下を歩いていくシーン」と口にすると、八代も即座に反応し、2人はハイタッチを交わす。続けて戸谷は、「『俺、桜咲学園の廊下を歩いてる!』って。みんながいて温かいし、ワンカットで撮っているような演出がマジでエモくて最高でした」と笑顔で語りかけた。
最後の挨拶となり、八代は、「時代を築いたパイオニア的な作品であると同時に、今この時代だからこそやる意味がある、そういうテーマを持っていると思います。ぜひ多くの方に楽しんでいただけたら」と呼びかける。山根は「情報が入ってきやすい時代だからこそ、ほんのちょっとのことで迷ったり、自分の自信が折れてしまったりする瞬間があるかもしれないんですけど、芦屋瑞稀という女の子を毎週観ていただけたら、行動しなきゃわからない、石橋を叩くだけじゃなくてわたってみなきゃわからないっていうポジティブなパワーが沸き上がってくる。そういうパワーがもらえるんじゃないかと思います。迷える子羊の皆さん、迷うことがあったとしても、このアニメを観ていただけたら、明日ちょっと前向きに過ごしてみようかなって思ってもらえる気がします。最後まで応援よろしくお願いいたします」と語りかけた。
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TVアニメ「花ざかりの君たちへ」
TOKYO MX:2026年1月4日(日)より毎週日曜21:30~
BS11:2026年1月4日(日)より毎週日曜22:30~
ほか、MBS、CBCテレビ、RKB毎日放送で放送
スタッフ
原作:
監督:竹村菜月
監督補佐:うえだしげる
シリーズ構成:吉岡たかを
キャラクターデザイン:蘇詩宜
プロップデザイン:原由知
色彩設計:伴夏代
CG監督:西牟田祐禎
美術監督:市倉敬
撮影監督:魚山真志
編集:柴田香澄
音楽:横山克
音響監督:明田川仁
アニメーション制作:シグナル・エムディ
キャスト
芦屋瑞稀:
佐野泉:
中津秀一:
難波南:
梅田北斗:
中央千里:川島零士
萱島大樹:内山昂輝
関目京悟:駒田航
野江伸二:古屋亜南
日本橋渉:西山宏太朗
ジュリア・マックスウェル:夏吉ゆうこ
神楽坂真言:日野聡
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「花ざかりの君たちへ」山根綺が迷える子羊へ「ポジティブなパワーが沸き上がるはず」
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