「羽虫のヘルツ」は札幌を舞台にした群像劇コメディ。堺彰人は父親の心ない言葉に囚われ、生きづらさを感じていたが、父親の再婚でできた義母と異母兄妹の妹と過ごす中で、徐々にその呪いを解いていく。しかし、「専業主婦のくせに」などと典型的なモラハラ男っぷりを発揮する父親と義母の離婚が決定。妹と離ればなれになってしまう喪失感に凍える彰人だったが、「住みたいところに住める自由はあるはず」と義母の実家がある札幌に移り住むことを決め……。殻に籠もっていた青年の羽ばたきと、取り巻く人々の個性、絡み合う運命が描かれる。同作は月刊コミックビーム(KADOKAWA)で連載中だ。
コミックナタリーでは「羽虫のヘルツ」1巻の発売に合わせて、三宅と、三宅乱丈作品のファンだという、Official髭男dismのベーシスト・楢﨑誠の対談を実施した。三宅も「ヒゲダンさんのことが以前から大好き」ということで、2人のやり取りはお互いへのリスペクトに溢れたものに。またアーティスト同士、共鳴する部分も多いようだった。「羽虫のヘルツ」についてはもちろん、この機会に質問してみたいこと、最近関心を持っているものなど、さまざまな話を聞いた。第1話の試し読みも用意しているのでぜひチェックを。
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三宅乱丈の新作は札幌が舞台の群像劇コメディ「羽虫のヘルツ」1巻(試し読みあり)
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