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映画「愛しのアイリーン」ナッツ・シトイに観客が質問「岩男のこと好きになった?」

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劇中に登場するポーズを披露した吉田恵輔(左)とナッツ・シトイ(右)。

劇中に登場するポーズを披露した吉田恵輔(左)とナッツ・シトイ(右)。

新井英樹原作の実写映画「愛しのアイリーン」のティーチインイベントが、本日9月22日に東京・TOHOシネマズシャンテで開催された。

イベントにはアイリーン役のナッツ・シトイ吉田恵輔監督が登壇し、観客からの質問に答えていく。「思い入れのあるシーンは?」という質問に、シトイは「岩男さんと商店街を歩いて、『看板!』『おじさん!』など知ってる日本語を言うシーン。あれは監督の指示を受けたわけではなくて、全部自然に出てきたシーンなんです」と回答。吉田は「フィリピンでお見合いツアーをする車の中、実は一番後ろに俺が座ってるんだ! 横に座ってるのは録音さん、前には照明さん、撮影部の助手さんとかもいて。役者は1人もいないんです。もう1回観て吉田を見つけて!」と呼びかけ、会場の笑いを誘う。

また「本作を作るにあたって一番大変だったことは?」と聞かれると、吉田は「大変というか一番恐ろしかったのは、アイリーン(を演じられる女優)が本当に存在するのかどうか。ナッツを見つけたときは、一番でかい仕事を終えた感じがしました。俺、勝った!みたいな」とコメント。「彼女が扉から入ってきて0コンマ2秒くらいで即決したんです。いたー!って思いました」と述懐する。同じ質問に、シトイからは「ラストシーンのセリフに感情をどこまで乗せられるかが大変でした」と答えが。それに対して吉田が「(岩男の母・ツル役の)木野花さんが凍え死ぬ可能性があったから『ミスしないでね。頼むよ!』とナッツに言ったら、一発で決めてくれた。すごいポテンシャルです」と賞賛すると、シトイは満面の笑みを浮かべた。

ここでシトイに観客から、「ナッツさん自身は、岩男さんのことを好きになりましたか?」という質問が。シトイは「アイリーンとして、岩男さんに恋しました。彼はすごくミステリアスだけど、人間らしい優しさも持っている」と答える。また「役作りのために、撮影中はずっと自分をアイリーンだと思って生活していたんです。安田さんのことも岩男さんだと思っていて」と明かすと、吉田から「現場で音楽を聴きながら『イエーイ! インスタ撮ろー!』ってやってたじゃん」とツッコミが。シトイは「監督が『本番!』と言った瞬間に切り替えるんです」と返すと、吉田は「安田さんはカットの声がかかっても2時間くらい人を殺した目をしながらウロウロしていたから、2人の温度差がすごかった(笑)」と振り返った。

最後に吉田は「ひさびさに観たら、すごく変な映画だなと我ながら思いました(笑)。こんなに変な映画はなかなかないので、ぜひいろんな方に体感してもらいたいです」と挨拶。シトイは作品の拡散を呼びかけ、イベントは幕を閉じた。

※吉田恵輔の吉はつちよしが正式表記

(c)2018「愛しのアイリーン」フィルムパートナーズ

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