宝塚版「ポーの一族」東京公演開幕、明日海りおに見上げられ仙名彩世「キュン」

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萩尾望都原作の舞台「ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』」が、本日2月16日に東京・東京宝塚劇場で開幕。これに先駆け、公開舞台稽古と囲み取材が実施された。

左から明日海りお、仙名彩世。

左から明日海りお、仙名彩世。

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少年の姿のままで永遠を生きるバンパネラのエドガーを主人公に描く「ポーの一族」。舞台は宝塚歌劇花組により上演され、エドガー・ポーツネル役は明日海りお、シーラ・ポーツネル男爵夫人役は仙名彩世が務めている。また脚本・演出は、同作をミュージカル化することを夢見て宝塚歌劇団に入団したという小池修一郎が担当した。

このたびの舞台では、原作の「メリーベルと銀のばら」のエピソードをメインにストーリーを展開。物語は妹のメリーベルとともに森に捨てられたエドガーが、ポーの一族である老ハンナに拾われるエピソードから始まる。貴族社会の華やかな世界を表現した舞台美術や、バラをあしらった装置がステージを彩り、明日海演じるエドガーは自身の苦悩や最愛の妹への思いを、切ないナンバーに乗せて歌い上げた。

公開舞台稽古後の囲み取材には明日海と仙名の2人が登場。宝塚版ならではの魅力を問われた明日海は「萩尾先生の作品の世界観もものすごいと思うのですが、(宝塚版も)衣装やセットなど、細部まで作り込まれたスケールの大きい作品になっています。宝塚の生徒にしか出せない団結力が見どころです」と語り、仙名は「舞台上でそれぞれのキャラクターが息づいていくエネルギーを皆様に感じていただけたらと思います」と舞台版ならではの見どころをアピールした。

トップスターの明日海りおとトップ娘役の仙名彩世は、恋愛関係にある男女を演じることが多い2人。義理の親子を演じる今作について、明日海は「普段のスタイルとは異なる関係性を演じられて新鮮です。最後のデュエットダンスでも違った感覚を味わうことができました」とコメント。一方の仙名は「幼い頃のエドガーを演じる明日海さんが、体育座りをして私を見上げてくださるとき、『キュン』とするんです。(精神的に)成長してからのエドガーはカッコよくて……日々緊張感を持ちながら演じさせていただいております」と明日海扮するエドガーの魅力を述べた。

「ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』」は休憩を含む約3時間上演。東京公演は3月25日まで行われ、千秋楽には全国各地および香港、台湾の映画館にてライブビューイングが実施される。

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いるまん @iru_tkmr

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