「シティーハンター」大原画展は「Get Wild」も流れる、映像＆立体展示も充実

北条司「シティーハンター」史上最大規模の原画展「シティーハンター大原画展～FOREVER, CITY HUNTER!!～」が、明日11月22日から12月28日まで東京・上野の森美術館で開催される。これに先がけて、同展のメディア先行内覧会が本日11月21日に行われた。

「シティーハンター」は、超一流の腕前を持つが美女に目がない始末屋・冴羽獠と、彼を公私にわたり支える相棒・槇村香を中心に展開されるアクションコメディ。「シティーハンター大原画展～FOREVER, CITY HUNTER!!～」では、獠と香の運命的な出会いから、最高のパートナーになるまでの物語を、400点を超える貴重な原画などとともに追体験できる。

会場入り口では香が愛用する巨大なハンマーがお目見え。フォトスポットになっているため撮影可能だ。入り口からすぐのエントランスはネオンに彩られた通路に続いており、その先のビジョンには作中で印象的な“新宿駅東口の伝言板”が出現。XYZの書き込みが現れる演出も。さらに奥に進むと獠と香のフォトスポットが待っている。

以降のエリアは全6章で構成。第1章「運命の出会い」では、「シティーハンター」序盤の原画が中心に展示されており、獠と香が邂逅するまでの物語を追っていくことができる。さらに野上冴子、海坊主こと伊集院隼人など、「シティーハンター」で活躍する主要キャラクターをフィーチャーした展示も用意された。

第2章「合言葉はXYZ！」以降では、距離を縮めていく獠と香の様子が原画で見られる。また、エピソードごとにフィーチャーされるキャラクター1人ひとりにフォーカスを当てたパネルや、等身大の獠と撮影できる喫茶キャッツアイの再現展示も。第3章「心近づくふたり」には、作中のドラマチックな場面の原画が多く飾られた。名シーンをデザインした垂れ幕で空間が作られており、ほかのエリアとは異なる雰囲気が演出されている。

第4章「俺たちがシティーハンター！」では、数々のピンチを乗り越えて、パートナーとしての信頼を深めていく獠と香の姿をたどっていく。続く第5章「FOREVER, CITY HUNTER!!」では、「シティーハンター」終盤のエピソードの原画をメインに展示。TVアニメ「シティーハンター」のEDテーマである、TM NETWORK「Get Wild」が流れる映像も見どころだ。

そしてEPILOGUEと題した最終章「シティーハンターから愛を込めて」では、北条がこれまでに手がけたイラストを展示。アニメやドラマ関連のものから、イベント開催時に描き下ろされたものまで、新旧さまざまなイラストを一覧できる。またこのエリアには開催を記念して、原哲夫、秋本治、井上雄彦、羽海野チカといったマンガ家、TVアニメで獠役を務めた神谷明、映画「シティーハンター」で獠を演じた鈴木亮平、TM NETWORKなど24組の直筆色紙も飾られている。

「シティーハンター大原画展～FOREVER, CITY HUNTER!!～」のチケットは、イープラスとJRE MALLで販売中。会場最寄りのJR上野駅では、11月17日から30日にかけて原画展の告知映像が放映されている。また12月28日までの期間中、JRE POINT WEBサイトに登録し、モバイルSuicaで2500円以上買い物した人の中から10万人に、モバイルSuicaを「シティーハンター」仕様に着せ替えできる限定カードフェイスをプレゼント。エキュート上野でSuicaを使って1回税込500円以上の買い物をすると、先着でステッカーが配布される。

「シティーハンター大原画展～FOREVER, CITY HUNTER!!～」

期間：2025年11月22日（土）～12月28日（日）
時間：10:00～17:00 ※最終入場16:30
会場：東京都 上野の森美術館