大人が本気でごっこ遊び「烈！バカフキ！」に大河元気「頭を空っぽにして観て」

2016年4月14日 19:00 696 4 ステージナタリー編集部

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大河元気が脚本・演出を務めた「バカフキ！」シリーズの新作「烈！バカフキ！」が、本日4月14日に東京・Zeepブルーシアター六本木にて開幕した。

「烈！バカフキ！」ゲネプロの様子。

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「烈！バカフキ！」ゲネプロより、藤原祐規。［拡大］

「大人が本気でごっこ遊びをやる」がコンセプトとなっているこのシリーズ。大河は俳優として活躍しつつ、特撮・アニメ・プラモデルなどへの造詣が深く、今作にはその愛が最大限に詰め込まれている。色鮮やかな戦隊ヒーローのような衣装をまとったキャストたちが、右へ左へと激しいアクション・殺陣を見せ、ときにはコミカルなやり取りを繰り広げる。迫力ある映像や、TVアニメや特撮番組で挟まれるアイキャッチのような演出も楽しいポイントだ。

物語は前作の任務から1年半が経ち、ラゴの前に謎の覆面集団が現れるところから始まる。主演を務めるのは、前作に引き続き藤原祐規。藤原は「この『バカフキ』という作品は、作・演出の大河元気が好きなもの、そして男の子がみんな好きな忍者であったり、戦隊ものであったり、漫画やアニメの燃える展開みたいなものがふんだんに入っています」と作品について説明し、「まさか僕らが楽しいことだけをやっている『バカフキ』の第二弾が出来るとは本当に思っていませんでした」「体力的には本当に大変なんですけど、僕たちの面白いものはこれなんだと、元気のやりたいものはこれなんだと、みんなで力を合わせて頑張りたいと思います」と意気込む。

「烈！バカフキ！」ゲネプロより、加藤良輔。［拡大］

一方大河は「殺陣のシーンが多いので最後までケガがないように気を付けてみんなでやっていきたい」と気を引き締めつつ、「本気でふざけてごっこ遊びをしてみようということで、ふざけるというのは悪い意味ではなく精一杯大人ができるバカなことをやっていこうということです。本当はいろいろ想いはありますが、メッセージ性などは考えずに帰る時にあー楽しかったなと言って頂ければ、もうそれでこちらは本当に満足だと思っておりますので、とにかく何も考えずに頭を空っぽにして観て頂ければと思います」とコメントを寄せた。

藤原、大河に加え汐崎アイル、加藤良輔、川隅美慎、新良エツ子、池永亜美、根本正勝、ガンダム芸人として知られる若井おさむが前作から続投するほか、豊永利行、吉田仁美、仲谷明香、鈴木裕斗も出演。また日替わりゲストとして、蒼井翔太、大葉健二、なだぎ武、阿澄佳奈も舞台を盛り上げる。公演は4月17日まで。