松井咲子、緊張のソロデビューイベントにファン800人

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本日10月3日、アルバム「呼吸するピアノ」でソロデビューを果たしたAKB48の松井咲子が東京・紀尾井ホールでリリース記念イベントを行った。

リリース記念イベント中に行われたフォトセッションより。

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リリース記念イベント中に行われたフォトセッションより。

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松井咲子

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クラシックホールとして格式の高い同会場で行われたこのイベントには、2500通の応募の中から抽選で選ばれた800名が参加。普段のAKB48のイベントとは異なる雰囲気の中で、彼女のソロデビューを祝福した。

イベント開始前に実施された囲み取材では、「紀尾井ホールには演奏を観に来たことはあるけど、ステージに立たせてもらうのは初めてなので緊張しています。こういう機会をいただけてうれしい」と緊張した表情で語った松井。アルバムの聴きどころについて質問されると、「(音楽監修を務めた)服部隆之先生のアレンジが本当に素敵で、最初はAKBの曲をカバーすると聞いたときはどうなるんだろうと思ってたけど、『会いたかった』のイントロも『フライングゲット』のアレンジもみんなカッコよくなってました」と感想を口にした。

AKB48のメンバーからはソロデビューについて何か言われたかと訊かれると、「今回はメンバーにもたくさん協力してもらっていて、ジャケットをメンバーに描いてもらいました。今日も『おめでとう!』ってメールが届いていて、早速アルバムを聴いてくれたメンバーもいてうれしかったです」とコメント。今後の目標について尋ねられると、「ピアニストとしては自分の演奏を通じて聴いた人を感動させることができるようになりたい。AKBとしては、例えば誰かメンバーが歌うときの伴奏をしてみたいです」と意気込みを語った。

そして18:30からスタートしたイベントでは、松井はソロアルバム「呼吸するピアノ」から「心の譜面」「歌う血液~宇津井健の加圧トレーニングのテーマ~」「Everyday、カチューシャ」「会いたかった」の4曲を演奏。800人の観客は彼女の真剣な演奏にじっくり聴き入った。演奏の合間にはイベント司会者とのトークコーナーも行われ、彼女は「秋元(康)先生からタイトル案を10個くらい出しなさいと言われて提出したら、全部ハマらなかったので最終的に秋元先生が考えた『呼吸するピアノ』が採用された」とアルバムタイトルについてのエピソードを明かした。

またレコーディングが大変だった曲はどれかと質問されると、「ポニーテールとシュシュ」と回答。その理由について、彼女は「初めて1人連弾でレコーディングしたんです。自分が弾いたピアノに合わせてもう一度演奏したんですけど、全然呼吸が合わなくて。もう自分とは連弾したくない(笑)」と語り会場の笑いを誘った。

さらに会場では、10月2日付オリコンデイリーチャートで松井のアルバム「呼吸するピアノ」が初登場4位にランクインしたことも報告された。最後に彼女は「このチャンスをいただけたことを本当にうれしく思います。アルバムをとおしてピアノの良さやAKBの楽曲の良さを知っていただけたらうれしいです」と挨拶。そして日清カップヌードルのCM「REAL」シリーズに起用された「心の譜面」のCMバージョンを披露して、約40分にわたるイベントを終えた。

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