前野健太が松江哲明映画「トーキョードリフター」CD発売

2011年10月23日 0:00 124 1 音楽ナタリー編集部

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前野健太が新作CD「トーキョードリフター」を12月14日にリリースすることが決定した。

前野健太とは？

1979年埼玉県生まれ。2000年頃より作詞作曲を始め、都内を中心にライブ活動や自宅録音を精力的に行う。2007年9月に1stアルバム「ロマンスカー」をリリース。2009年には松江哲明監督のライブドキュメンタリー映画「ライブテープ」で主演を務め、同作品は第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞を受賞する。2011年12月には同じく松江監督・前野主演による映画「トーキョードリフター」が公開された。2013年には「FUJI ROCK FESTIVAL」、2014年には「SUMMER SONIC」に出演。2016年12月より劇場公開されたみうらじゅん原作、安斎肇監督による映画「変態だ」では主演を務めた。2017年2月に、子供が書いた台本をプロが演劇化するコドモ発射プロジェクト「なむはむだはむ」に岩井秀人、森山未來と共に参加。2018年4月よりNHK Eテレ「オドモTV」にレギュラー出演。同月アルバム「サクラ」をリリースした。

「第24回東京国際映画祭」グリーンカーペットでポーズを決める前野健太（左）と松江哲明（右）。

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この作品は、12月から劇場公開される映画「トーキョードリフター」のテーマソングが収録されたミニアルバム。この映画は2009年公開の「ライブテープ」やDVD作品「DV」に続く松江哲明監督＆前野健太主演のドキュメンタリーで、東日本大震災直後の東京の姿を記録するべく、節電でネオンが消えた夜の路上で前野健太がギターを弾き語りする様子を撮影している。

CDの表題曲は松江哲明監督が作詞を担当。元々映画のテーマソングとして書き下ろされた楽曲だが、今回のCD化にあたって新たに招集されたメンバー「チーム・トーキョードリフター」とともにスタジオ録音が実施された。本作にはこの「トーキョードリフター」新録バージョンのほか、映画で使用されている同曲の1人多重録音バージョンや、既発曲「あたらしい朝」の劇中弾き語り音源、「ファックミー」の再録バージョンなど全6曲の収録が予定されている。

なお、映画「トーキョードリフター」は「ライブテープ」に続いて今年の「東京国際映画祭」の日本映画・ある視点部門に正式出品されており、昨日10月22日に東京・六本木ヒルズで行われたオープニングセレモニーでは、松江哲明と前野健太がグリーンカーペットを歩いている。

■『トーキョードリフター』予告編