EMTGフェスでJUJU＆NOKKOが「フレンズ」生デュエット

12月11日と12日の2日間にわたり埼玉・さいたまスーパーアリーナにてライブイベント「EMTG MUSIC Fes.2010 ～Heart Music Heart Live～」が開催された。

このイベントはチケット販売サイト「EMTG」が主催する「心に響く・いい歌」をテーマにした企画。初日はキマグレン、ゴスペラーズ、コブクロ、一青窈、平原綾香、2日目は阿部真央、CHEMISTRY、コブクロ、JUJU、NOKKO、秦基博が登場。2日間で合計3万人のオーディエンスが集まり、豪華出演者たちの歌声に酔いしれた。

初日公演はキマグレンの熱いパフォーマンスから幕を開け、続いて登場した一青窈の歌声でしっとりとした雰囲気に。3番目にステージに現れた平原綾香は、デビュー曲「Jupiter」をはじめとする代表曲を圧倒的な歌声で歌い上げた。ゴスペラーズは「星屑の街」「ひとり」などを美しいハーモニーで響かせ、会場に集まった1万5000人を酔わせた。

初日のトリを務めたコブクロは、疾走感あふれる「月光」からライブをスタート。続けて新曲「Blue Bird」や最新シングル「流星」、この季節にぴったりなクリスマスソング「光の粒」を熱唱。アンコールで披露された「どんな空でも」では、曲中で共演者たちの代表曲の1フレーズを歌い上げイベントの一体感を生み出した。

2日目のトップバッターとして登場したCHEMISTRYは、Synergyとともにダンサブルなステージを展開。JUJUとNOKKOは一緒にステージに立ち、レベッカの名曲「フレンズ」を生コラボレートした。2人の演奏が終わると会場には大きな拍手が鳴り響き、NOKKOとJUJUはハイタッチを交わし感無量の様子をみせた。

阿部真央が弾き語りでパワフルなパフォーマンスを繰り広げた後は、秦基博が「アイ」「朝が来る前に」といったバラードを披露。オーディエンスは秦の伸びやかで心地良い歌声にうっとりと聴き入った。

そしてこの日もトリはコブクロが担当。前日とはセットリストの内容を変え、ルイ・アームストロングの「What a wonderful world」のカバーなど、イベントのテーマである「心に響く・いい歌」にぴったりなナンバーを次々と熱唱しオーディエンスを魅了した。