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天久聖一&渋谷直角、電気グルーヴ映画に大満足「勇気をもらえる」

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天久聖一(左)と渋谷直角(右)。(c)2015 DENKI GROOVE THE MOVIE? PROJECT

天久聖一(左)と渋谷直角(右)。(c)2015 DENKI GROOVE THE MOVIE? PROJECT

電気グルーヴのドキュメンタリー映画「DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧-」の公開を記念して、12月29日に東京・新宿バルト9にて天久聖一と渋谷直角によるトークイベントが行われた。

電気グルーヴと深い関わりを持つ天久と渋谷。MCから映画を観た感想を尋ねられると、天久は「英語ナレーションと日本語字幕でつづられるというのは冒険してるなと思いました。あと『電気グルーヴの活動休止期間にL'Arc-en-Cielが売れたから(レコード会社として)大丈夫だった』って言ってる社長の笑顔がよかったですね(笑)」と述べ、渋谷は「電気グルーヴの大ファンとして『こういうカッコいい電気グルーヴが観たかった!』っていう感じで大満足でした」と大絶賛する。

2人は電気に受けた影響についてもコメント。渋谷が思想に影響を受けたと口にすれば、天久は「最低の目線から物事を見るというか、世の中を斜めから見すぎて、(オールナイトニッポン放送)当時の電気グルーヴファンはみんな今と違うこじらせ方をしている人が多かったですよね。僕もその成れの果てみたいなもんですけど」と笑った。

トークの話題は好きな電気グルーヴのアルバムにおよび、天久は「ORANGE」を挙げ、渋谷は「KARATEKA」をピックアップ。また渋谷は「今、仕事をしながら聴くのは『VOXXX』ですね。『VOXXX』で周りの人たちもハードルがぐんと上がったというか、『Cafe de 鬼(顔と科学)』のアニメも尋常じゃない作業だったんじゃないですか?」と、天久が手がけた「Cafe de 鬼(顔と科学)」のミュージックビデオについても触れる。すると天久は「最初に『VOXXX』を聴いたときは、頭がぐわんぐわん鳴ったというか、カオスな感じで全部通して聴くのがしんどかったのを覚えています。あの時期は知恵熱みたいな、独特な変な熱はありましたね」と述べ、「『Cafe de 鬼(顔と科学)』のアニメもお客さんに理解されるのかわからないまま作っていたので、スリルはありましたけど楽しかったです」と振り返った。

最後に改めて映画の見どころを尋ねられた渋谷は、「最初の頃の悪ガキっぽい感じから、ブレずに続けていって“カッコいいもんだな”って。人間的にも勇気をもらえるんじゃないかなと思いました」とコメント。天久も笑いながら「渋谷さんとまったく一緒です!」と続けた。

なお「DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧-」は12月26日より全国の劇場で公開中。

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