花澤香菜、バルト9で“ニヤニヤ＆飛びます”宣言

8月20日、東京・新宿バルト9で花澤香菜が「CHALEUR -Film Documentaire de "25"-」先行上映会＆トークショーを開催。会場にはおよそ400人のファンが駆けつけた。

「CHALEUR -Film Documentaire de "25"-」は8月27日にリリースされる花澤のライブBlu-ray。今春彼女が開催したツアー「live 2014 "25"」の東京・NHKホール公演の模様や、3月に東京・「山羊に、聞く？」で実施した女子会イベント「かなまつり」の模様などが収録されている。上映会では、そのうちNHKホール公演の模様が公開された。

トークショーはライブ映像の上映後にスタート。この日の司会を務めたニッポン放送・吉田尚記アナウンサーの紹介でシアター9に現れた花澤と、花澤楽曲のサウンドプロデューサーにしてライブバンドのバンマス・北川勝利（ROUND TABLE）はまず「live 2014 "25"」ツアーと、先ほどまで上映されていたNHKホールでのライブを振り返る。吉田アナが、ライブ序盤の花澤が少し不安そうに見えなかったか？と客席に水を向けると、ついさっきまで国内屈指の大スクリーンで彼女の表情を追いかけていた400人は大きく首肯。これに花澤が「何、（表情から気持ちを）感じ取ってんだよお」「今度は最初からめっちゃニヤニヤしてやります」と応えるなど、トーク序盤は笑いの絶えない展開に。

しかし2013年の1stツアー「claire」から花澤のライブに帯同している北川はそんな花澤について「成長に驚いている」とコメント。2公演を行った1stツアーのときも1本目より2本目のほうが「何かをつかんでいたように感じ」、「今回のツアー（「live 2014 "25"」）ではリハーサルの段階から歌えていた」「思ってもみなかったスピードで進化している」と彼女を絶賛する。この北川の言葉に「今の言葉を思い出せばいつでもニヤニヤできますね」と笑った花澤は、自身の成長の理由について2本のツアーの間にも、出演アニメ作品のイベントなどで歌を披露することがあったからではないかと分析。北川もCDリリース記念のイベントや、「かなまつり」などが、彼女に新しい音楽的体験をもたらしたのではないか、と続けていた。

そして吉田アナに今後ライブでやりたい演出について聞かれた花澤が、大好物のパンの中から登場したい、と意外な演出プランを披露したところでトークショーは最終盤に。続けて「空を飛ぶみたいな演出は？」と尋ねる吉田アナに「私、高いところ大好きなんですよ！」と満面の笑みを浮かべた彼女は、ハンドサインを作って「飛びます！」とひと言。「まさかの坂上二郎がきた！」と吉田アナをあ然とさせながら、北川とともにステージをあとにした。

と思いきや、ステージに吉田アナだけを残したバルト9のスクリーンには「ソロ活動 3rdシーズン始動」の文字。続いて10月1日に6thシングル「ほほ笑みモード」がリリースされるとの情報とジャケット写真が投影され、同曲がBGMとして流れ出すと客席からはどよめきが巻き起こる。これを受け、再度ステージに現れた花澤は「ほほ笑みモード」の作詞を岩里祐穂が、作編曲をSTUDIO APARTMENTが手がけていることを発表。楽曲はもちろん、ジャケット写真、ビデオクリップともにスタイリッシュなものになることを明かし「ライブもこれまでとはまたちょっと違った感じの会場や雰囲気のものになると思います」と宣言した。