「たたら侍」は戦国時代の島根・奥出雲の村を舞台とする時代劇。伝統を継承し守ることを宿命付けられた伍介が、真の武士へと成長していくさまが描かれる。
舞台挨拶には青柳のほか
第40回モントリオール世界映画祭にてワールドコンペティション部門の最優秀芸術賞を受賞するなど、世界7カ国で19の賞を獲得している本作。青柳は「日本の伝統を受け入れてもらえた感覚があります」と喜びをあらわにする。この作品への出演が人生のターニングポイントになったという小林は「日本人として知っているはずの景色や感覚を忘れていたことに気付かせてくれた作品です」としみじみ述べ、AKIRAは「海外での上映を通してさまざまな人に観ていただきましたが、日本の上映初日である今日が一番緊張しております。大先輩たちから学びを得ながら一生懸命演じさせていただいたので、その魂が皆様に届くことを願っております」と胸の内を語った。
津川は「僕は『天と地と』という映画に出たことがあるんですが、この作品はそれに次ぐスケールだと思います。HIROさんに聞いても監督に聞いても、はっきりした数字は言ってくれないですけど」とニヤリとした表情で話し、観客の笑いを誘う。続けて津川は以前のイベントで明かしていた、HIROがロケ地に建てたというコンビニに関するトークを展開。すると笹野も「あまりのすごさにコンビニに魂を置いてきてしまいました」と当時の衝撃を語り、「仮設ですから」と説明するHIROを慌てさせた。
錦織は、若い人たちが時代劇を観てくれるのか不安だったとき、HIROに「本物を作ればわかってもらえる」と言われ勇気をもらったことを明かす。HIROは「本当の強さとは何かということ。そして日本の心をたくさんの人に感じていただけたらうれしいです」と作品をアピールし、イベントの幕を引いた。
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