愛知のミニシアター刈谷日劇、年内をもって閉館へ 70年以上の歴史に幕

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愛知県刈谷市のミニシアター・刈谷日劇が12月31日をもって閉館する。本日10月9日、同館の公式サイトで発表された。

1954年に洋画専門館として開業した刈谷日劇は、1971年5月に愛三ビル5階へと移転し、2012年以降は単館系ミニシアターとして営業を続けてきた。今回の閉館発表に際し、同館は「多くの皆様に支えられ1954年から営業を続けてまいりましたが、来たる2025年12月31日(水)をもって閉館させていただくことになりました。永きに渡りご愛顧賜りましたこと、御礼申し上げます」とコメント。あわせて新規会員募集を停止し、現会員への年会費の払い戻しは公式サイトを通じてアナウンスすると呼びかけている。

刈谷日劇では、現在「赤い糸 輪廻のひみつ」「大長編 タローマン 万博大爆発」「リンダ リンダ リンダ 4K」などを上映中。明日10月10日には「鬼才の道」「ピアノフォルテ」「蟲」の上映が始まるほか、今後も「落下の王国 4Kデジタルリマスター」など多彩な作品の公開を控える。

刈谷日劇 (@kariyanichigeki) | X

刈谷日劇の上映作品

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読者の反応

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朝日映劇・あさひえいげき @asahi_eigeki

うわあー、ついに閉館か。
一度しか行ってないけど、味のある映画館だった。残念。 https://t.co/Nz7oNGUOby

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