“プラハの春”によってチェコスロバキア民主化運動の波が起こる中、市民に真実を伝え続けるラジオ局員たちの姿を描いた映画「
本作の舞台は、部長ミラン・ヴァイナーのもと政府の検閲に抵抗し、自由な報道を目指して活動していたチェコスロバキア国営ラジオ局の国際報道部。中央通信局に勤務していた主人公トマーシュは、ある日上司命令により報道部で働くことに。それは学生運動に参加している弟を見逃す代わりに、報道部とヴァイナーを監視する国家保安部・StBに協力させるためだった。ヴァイナーや局員たちの真摯な報道姿勢を目の当たりにしたトマーシュは、弟の心配と良心の呵責で葛藤し始める。
劇中では、検閲の廃止や言論の自由が認められたことで“プラハの春”が訪れるも、チェコスロバキアに侵攻したソ連軍がラジオ局を制圧し、「ソ連がチェコスロバキア国民を救出に来た」とフェイクの放送を試みる様子が描かれる。予告は「リスナーの皆さんは嘘を望んでいないはずです」というセリフで始まり、報道局員たちが上層部からの圧力を受けながらも市民の願いに応えるために奮闘する様子が収められた。中盤には「ジャーナリズムの重要性を力強く主張している」「上映中、拍手が一度ではなく三度も起こった」という海外評も。
映画ナタリー @eiga_natalie
言論の自由を守るため…報道局員の奮闘を映した「プラハの春 不屈のラジオ報道」予告
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