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「女が眠る時」会見、忽那汐里がビートたけしとの撮影で「自信をもらえた」と明かす

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「女が眠る時」記者会見の様子。左から渡辺真起子、忽那汐里、小山田サユリ。

「女が眠る時」記者会見の様子。左から渡辺真起子、忽那汐里、小山田サユリ。

ウェイン・ワンが監督を務めた日本映画「女が眠る時」の記者会見が2月24日、東京・日本外国特派員協会にて行われ、キャストの忽那汐里、小山田サユリ、渡辺真起子、プロデューサーの木藤幸江が登壇した。

ビートたけし、西島秀俊らが出演し、現地時間2月21日までドイツで行われた第66回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品された本作。歳の離れたある男女の奇妙な関係と、それをのぞき見ながら正気を失っていく作家の姿を官能的に描出する。

日本語を話せないウェイン・ワンとの仕事について、忽那は「ウェインは役者から自分のイメージ通りの演技が出ないと決してOKを出さない人で、コミュニケーションを重ねて役者のクリエイティビティを極限以上に引き出していきます。もしも感情がうまく表現できなかったら、きちんと感情を出せるときまで辛抱強く待ってくれる監督でした」と、小山田は「私とウェインは、撮影に入る前に脚本や役柄についてたくさん話し合いをしました。名監督とは思えないくらい気さくで優しい方だったので、一緒にお仕事ができて光栄でした」とそれぞれコメント。そんな2人の話を受けて、渡辺は「私は撮影時間が少なかったので『いいなあ、そんなに一緒にいて』と思いました。私は英語が得意なほうではないのですが、役について話し合ったとき、5分くらいで『あ、この人は私を受け入れてくれる』と感じました」と語る。

続いて、忽那は「たけしさんとは親子ほど年の離れたカップルという設定だったので、不自然に見えないようにするために、現場でいい関係を築いていかなければと思っていました。一番最初にたけしさんと撮ったシーンは、一緒に蝶を捕まえるという場面だったんです。ちょっと変わったシーンだったのですが、その撮影のあとにはいい関係になって、そばにいることがとても心地よくなり、自信をもらえました」と、たけしとの共演エピソードを披露する。小山田は「ウェインに初めて会ったときに、セクシュアルなシーンについて話をし、ヌードになれるかどうかを聞かれたんです。私はウェインと相手役の西島さんのことを信じていましたので、大丈夫でした」と役に挑んだ心境を明かした。

「女が眠る時」は2月27日より全国ロードショー。

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