市川崑生誕100年祭で「東京オリンピック」「古都」「細雪」など全14作品上映

特集上映「日本映画の魔術師 市川崑 生誕100年祭」が、東京・新文芸坐にて12月2日から8日まで行われる。

娯楽映画をはじめ、実験的な映画やテレビ時代劇まで幅広く手がけた市川崑。この特集上映では、川端康成の原作を山口百恵の引退記念として映画化した「古都」や、吉永小百合、石坂浩二、岸惠子ら出演の「細雪」、舞踏家の女性と映画監督の恋を描く「愛人」など、1日2本立てで全14作品が上映される。中でも「東京オリンピック」は、80台以上のカメラを使用して選手や観客の表情や仕草など“人間”に焦点を当てた構成が「記録か芸術か」論争を起こし、大ヒットを記録。カンヌ国際映画祭国際批評家賞も受賞した。

上映スケジュールは新文芸坐の公式サイトで確認を。

日本映画の魔術師 市川崑 生誕100年祭 in 新文芸坐

2015年12月2日（水）～8日（火）東京都 新文芸坐
料金：一般 1300円 / 学生 1200円 / シニア・友の会会員 1050円（ラスト1本割引あり）
＜上映作品＞
「プーサン」
「愛人」
「吾輩は猫である」
「股旅」
「女王蜂」
「病院坂の首縊りの家」
「東京オリンピック」
「太平洋ひとりぼっち」
「幸福」
「古都」
「おはん」
「細雪」
「どら平太」
「映画女優」