宮野真守が「劇場版 弱虫ペダル」を語る、「僕らの最高の絆を感じてください」

8月28日に封切られる「劇場版 弱虫ペダル」に登場する新キャラクター、吉本進の声を担当した宮野真守からコメントが到着した。

「劇場版 弱虫ペダル」は、渡辺航の同名マンガをもとにした長編アニメーション。主人公の高校生、小野田坂道が自転車競技と出会い、仲間たちとともにロードレースに熱中する姿を描いた同作は、2013年と2014年にテレビアニメ化され、これが初のオリジナル長編となる。劇場版で宮野が演じる吉本進は、坂道らが競技で対戦する熊本台一高校チームのエース。阿蘇の山で鍛えた健脚を持ち、“火の国・炎のクライマー”の異名を取る高校3年生だ。

吉本進というキャラクターについて、宮野は「まず、熊本弁の役と聞いたときは驚きましたが（笑）、方言指導もしていただけると聞いてチャレンジしてみたいと思いました。凛々しい顔立ちの吉本には男らしいオーラを感じました。そしてなにより怪我でインターハイに出られなかったということで、すごくつらい思いを背負っているのだろうなと」と説明した。

さらに本作に関して、宮野は「『弱虫ペダル』は濃密なエピソードを重ねてきた作品なので、キャラクターそれぞれのつながりや絆が1シーン1シーンからにじみ出ていました。『劇場版 弱虫ペダル』は、インターハイが終わった直後のとあるレースの物語なので、大きなハードルを越えたあとのそれぞれの気持ちが冒頭から感じられますし、ファンの方にはどのシーンをとっても胸を打つものがあると思います」と思い入れたっぷりにコメント。

最後に宮野は「初めて『弱虫ペダル』に参加させていただける喜びとともに、礼をもって全身全霊を込めて演じました。吉本は新しいキャラクターではありますが、僕と吉本の魂を感じていただけたらうれしいです。ぜひ劇場で、僕らの最高の絆を感じてください」と、ファンにメッセージを送った。