「弱ペダ」舞台挨拶に総北＆京都伏見のキャスト集結、山下大輝が劇場を駆け抜ける

本日8月30日、「劇場版 弱虫ペダル」の公開記念舞台挨拶が東京・お台場シネマメディアージュにて行われた。

週刊少年チャンピオンにて連載中のマンガをもとにした「劇場版 弱虫ペダル」は、原作者・渡辺航がシナリオを書き下ろしたオリジナル長編アニメーション。ロードバイクに青春を懸ける男子高校生たちが、「熊本 火の国やまなみレース」で繰り広げる激闘の行方を追う。

イベントには主人公・小野田坂道らが所属する総北とそのライバル校の１つ京都伏見のキャストが集結。総北からは小野田役の山下大輝、今泉俊輔役の鳥海浩輔、鳴子章吉役の福島潤、金城真護役の安元洋貴、巻島裕介役の森久保祥太郎、田所迅役の伊藤健太郎、京都伏見からは御堂筋翔役の遊佐浩二、石垣光太郎役の野島裕史が登壇した。

山下が会場を埋め尽くした観客に「映画楽しんでもらえましたかー？」と声をかけると、続くキャスト陣も山下の高い声を真似て「映画楽しんでもらえましたかー？」と同じセリフを問いかけ会場の笑いを誘う。その流れの中で福島は「映画、えいがったかい？」とお得意のダジャレを披露し緩急をつけるも、客席からは失笑が漏れる。

シリーズを通し感心したことを問われた安元はニヤリと笑いながら「山下くんの成長ですよ」とコメントする。その言葉に鳥海も目頭を押さえながら感慨深げな様子をアピール。「TVシリーズの第1話と劇場版では山下くんの後ろ姿が違う。ほかの現場なども経験し経験値を積んでる」と言葉を重ねた安元は、「見てくださいみなさん！ 山下大輝、こうなりましたよ！」ととにかく明るい安村風に話をまとめると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

イベントでは山下の映画初主演を祝うサプライズも実施。キャスト陣から小野田坂道モデルのヘルメットをプレゼントされた山下は「すごい！ うれしい！」と満面の笑みを浮かべ、ヘルメットを片手に舞台の端から端までを駆け抜けてみせた。

マイクを握った森久保は「本作のテーマは『絆』や『受け継ぐこと』です。チーム総北の魂が坂道に受け継がれていく様子が描かれています」と作品の見どころを語り、「その魂を感じてもらえた人はぜひSNSで宣伝してください」と作品を観た観客に呼びかける。最後に山下が「今までファンの皆さんにもらってきた元気や思いを返すつもりで全力で演じました。いろいろなものが詰まった劇場版になっているので、何度も観ていただけるとうれしいです」と語りイベントの幕を閉じた。

「劇場版 弱虫ペダル」は全国の劇場にて公開中。なお9月6日にはお台場シネマメディアージュとTOHOシネマズ 川崎にて、箱根学園と熊本台一のキャストによる舞台挨拶が実施される。