プリキュアオールスターズ感謝祭、声優の潘めぐみ「最後じゃない！」と大号泣

3月22日、東京・新宿バルト9にて、公開中の映画「プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」の大感謝祭イベントが行われ、声優の嶋村侑、浅野真澄、中島愛、潘めぐみが登壇した。

昨年10周年を迎えた「プリキュア」シリーズの歴代キャラクターが大集合する映画「プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」。この日はキャストを代表して、2015年1月までテレビ放送されていた「ハピネスチャージプリキュア！」から中島と潘が、現在放送中の「Go！プリンセスプリキュア」から嶋村と浅野が舞台に上がった。

来場した観客の中には、プリキュアコスチュームに身を包んだ女の子の姿も。司会に「劇中で流れる曲が全部わかった人はいますか？」と聞かれると観客のほとんどが手を挙げ、キャストを驚かせた。

アフレコ時のエピソードについて中島は、「私が演じる愛乃めぐみは、あふれ出た気持ちをそのまま歌にしてしまうキャラクターなんです。いつもその“心の歌”のシーンは私のアドリブで演じていたんですが、今回は潘さん演じる白雪ひめと一緒にやる場面があったので、2人でセリフに節をつけました」と話した。そして「感謝の気持ちを歌って踊ってババババーン！」というセリフを実際に披露すると、ファンから歓声が。

映画の感想を聞かれると、中島が「先輩キャストの皆さんがいて、それぞれのシリーズを応援してくれる皆さんがいるからこそできているんだなと感じました。ファンの皆さんもスタッフも、みんなで『プリキュア』です」と感謝を述べる。

潘は「『ハピネスチャージプリキュア！』としては一旦お別れになってしまうんですが……『プリンセスプリキュア』の皆さんがファミリーに加わってにぎやかになったので、寂しさはありません」と涙をこらえる。しかし嶋村が「この映画で『ハピネスチャージ』のお2人とご一緒するのは最後なのかもしれないと思うと……」と話し始めた瞬間、潘の涙腺が決壊。潘が「最後じゃないよ！ みんながいるから最後じゃない!!」と言い張ると、会場から応援の拍手が起こった。