“残酷な”青年ギグが動物たちを引き連れて…劇団おぼんろ「ラルスコット・ギグの動物園」開幕

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劇団おぼんろ 第26回本公演「ラルスコット・ギグの動物園」が本日9月11日に東京・Mixalive TOKYO Theater Mixaで開幕した。

劇団おぼんろ 第26回本公演「ラルスコット・ギグの動物園」より。

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劇団おぼんろ 第26回本公演「ラルスコット・ギグの動物園」より。

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末原拓馬が作・演出を手がける本作では、2つの視点で描いた物語が同時進行して展開。猛獣を恐れ、管理と秩序に支配されたチノイという都市の周りに広がる果てしない荒れ地ラガキナには、ギグという“残酷な”青年が、親友のラルスコットと共に暮らしていた。ある日、金色のヘビが現れ、「命を連れ、街へ行け。見世物にするのだ」とささやかれたギグは、動物たちを引き連れて都市へと旅立ち……。

劇団おぼんろ 第26回本公演「ラルスコット・ギグの動物園」より。

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出演者には、井俣太良佐藤拓也塩崎こうせいさひがしジュンペイわかばやしめぐみ高橋倫平、末原が名を連ねた。また、下野紘が声の出演で参加するほか、荒牧慶彦泰江和明石川凌雅横井翔二郎菊池修司福圓美里前川優希鈴木拡樹が日替わりゲストとして登場する。上演時間は約1時間55分。公演は9月20日まで。

末原拓馬コメント

劇作家なので言葉の力を念入りに念入りに信じてるけど、万能じゃないことも知ってる。だけどなんだか、僕らが芝居という盛大なるごっこ遊びで伝えようとしたことは、目には見えない何かになってどこにでも届いてしまう気がしてるのです。それは「お祈り」と呼ばれるものに近しいのかも知れないけど、盲信したいくらいには僕はその力を愛してます。

サントラを創ってくれた亡き最愛の父、今年で閉館するこの場所──僕らの根城であったシアターミクサ、そして春先にゲラゲラ笑ったまま俺らを幸せにしたまま死んじゃった我らが親友衣装家の永田光枝さん、そして今回の座組のスタッフキャスト、参加者のあなたにこの作品を捧げます。これらの人々がいなければこの物語は生まれなかったと確信していますし、これらの人々の笑う顔を見たいなと心から思って物語を紡ぎます。届けたいものです、キンキラキンのラブをあなたに。

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劇団おぼんろ 第26回本公演「ラルスコット・ギグの動物園」

開催日程・会場

2025年9月11日(木)〜20日(土)
東京都 Mixalive TOKYO Theater Mixa

スタッフ

作・演出:末原拓馬

出演

井俣太良 / 佐藤拓也 / 塩崎こうせい / さひがしジュンペイ / わかばやしめぐみ / 高橋倫平 / 末原拓馬

声の出演

クレバオーヌ:下野紘

日替わりゲスト(日程順)

萩谷慧悟 / 荒牧慶彦 / 泰江和明 / 石川凌雅 / 横井翔二郎 / 菊池修司 / 福圓美里 / 前川優希 / 鈴木拡樹

※佐藤拓也は一部公演のみ出演。

公演・舞台情報

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