昭和期に焦点を当て小芝居の実態に迫る、浅野久枝の書籍「越境する歌舞伎」

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浅野久枝の「越境する歌舞伎――戦前・戦後の小芝居と女役者」が、春風社より3月7日に刊行される。

浅野久枝「越境する歌舞伎――戦前・戦後の小芝居と女役者」の書影。(春風社)

浅野久枝「越境する歌舞伎――戦前・戦後の小芝居と女役者」の書影。(春風社)

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越境する歌舞伎―戦前・戦後の小芝居と女役者

「越境する歌舞伎―戦前・戦後の小芝居と女役者」
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これは大歌舞伎に比して小規模な歌舞伎興行を行う、小芝居についての研究書。本書では、松竹による大歌舞伎界と小芝居界との交流や、興行形態・慣習、劇団の暮らしぶり、上演されていた演目、独自の演出、また女性の歌舞伎俳優である女役者の活動、松竹の興行に先んじて海外公演を行ったさまざまな小芝居劇団などについて、昭和期に焦点を当ててその実態を追う。価格は税込5500円。

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読者の反応

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はりまぜ @morry_mama

@stage_natalie #美空ひばり の映画「#雪之丞変化」に出てきて、小柄なひばりに合わせた小さな体型なのに、本格的歌舞伎を演じていた不思議な役者たち、それが市川少女歌舞伎でした。それ以来、女歌舞伎、少女歌舞伎に興味があります。この本は必須かな。

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