愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館(名古屋市民会館)が2027年度末に閉館。同所に新劇場を建築し、2035年度の新開場を目指すことが発表された。
これは昨日2月25日に、愛知県名古屋市が「名古屋市新たな劇場の基本計画」として発表したもの。1972年に開館した現・名古屋市民会館は、2291席の大ホールと1146席の中ホールを有し、さまざまな作品を上演してきた。2023年8月29日からは、同施設のネーミングライツパートナーである日本特殊陶業株式会社との協議により、Niterra日本特殊陶業市民会館の愛称で親しまれている。
名古屋市では新劇場で、市民会館の大・中ホール等が持つ優れた機能の継承・発展、市民会館が抱える施設面・管理運営面の課題解消、“まちの拠点”としての機能強化を目指す。新劇場には2200席程度の第1ホール、1500席程度の第2ホール、900席程度の第3ホールのほか、スタジオ、練習室、会議室、共通ロビー、そして“にぎわい・交流スペース”が設けられる計画となっている。
現地改築による事業であるため、現・名古屋市民会館の解体や、新劇場の設計・建築には7年程度が必要と見込まれる。これについて名古屋市では「閉館期間中については、当地域の文化芸術活動の機運を絶やさぬよう、民間も含めたホールの整備状況等を注視しながらできる限りの対応策を検討していきます」と発表している。
カメヤマくん🔥👹🔥 @grasschildkrote
あの(見づらい)フォレストホールが建て替え!それはめでたいことだけど8年も閉じるの?
名古屋のNiterra日本特殊陶業市民会館、2027年度末で建て替えのため閉館へ 2035年度の新開場目指す https://t.co/in01XHrSjN