これは、ティーファクトリーと吉祥寺シアターによる企画。今回は“古代インド哲学”についての考察と振付家・
上演に向けて
吉祥寺シアター支配人の栗原一浩は「川村毅にヘルマン・ヘッセというアウトサイダーとして流浪する巨人の舞台化をお願いした私は、次作としてインドを舞台にしたいと考えた。西洋とも中国とも違う世界。かつてウパニシャット哲学を研究したが、哲学を演劇にするのは難しい。ウパニシャットはヴェーダの最後の部分でもあり、それ以前の神々と人間が自然に共存していたヴェーダを演劇にすることが可能なのではないかと考えるようになる。経典であるがゆえか、演劇になりにくい初期ヴェーダの世界は、宗教に強い関心を示す川村毅にとって、取り組む価値のある素材だと考えた。振付家・中村蓉とのコラボレーションが浮かんだ。彼女は天性のバランス感覚で周囲の世界と調和する。インドをやるなら踊らないとならない。インド舞踊ではなく、ヴェーダを、マハバーラタをラーマーヤナを超えて新しいダンスを創造し、それが川村毅のつくるものと合わさって止揚する。西洋と日本に、インドの原点が加わると何かが生まれるのではないかと願うのだ」と期待を語った。
出演者には
Tfactory「不思議の国のマーヤ」
2025年2月15日(土)〜24日(月・振休)
東京都 吉祥寺シアター
યુતકકવસકિ @suhamma
Tfactory「不思議の国のマーヤ」古代インド哲学テーマに川村毅と中村蓉がコラボ(コメントあり) https://t.co/qi8yIp0K6T