中村獅童、約9年ぶりとなる南座での「あらしのよるに」に感慨 中村壱太郎「是非何度も観て」

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九月花形歌舞伎 発刊30周年記念『あらしのよるに』」が、本日9月4日に京都・南座で開幕した。

九月花形歌舞伎 発刊30周年記念「あらしのよるに」より。

九月花形歌舞伎 発刊30周年記念「あらしのよるに」より。

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九月花形歌舞伎 発刊30周年記念「あらしのよるに」より。

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これは、オオカミのがぶとヤギのめいの友情を描いた、きむらゆういちの絵本を原作にした新作歌舞伎。2015年に南座で初演されて以来、東京・歌舞伎座や福岡・博多座でも上演が重ねられてきた。絵本の発刊30周年記念となる今回は、これまでの上演版に続き、がぶ役を中村獅童が勤めるほか、めい役を新たに中村壱太郎が演じる。

中村獅童

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中村壱太郎

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初日に先駆け行われた劇場前イベントで、獅童は「『あらしのよるに』は、2015年に南座で上演させていただきまして、約9年振りに南座での公演となります。心温まる作品になっておりますので、是非劇場に足をお運びください」、壱太郎は「この原作の絵本を読んで、本当に心温まる、友達や信じる力というのをとても強く受けて、その思いを舞台に全力で表して行きたいと思います。精一杯千穐楽までやってまいりますので、是非何度も観ていただければと思います」とそれぞれコメントした。公演は9月26日まで。

ステージナタリーでは、「あらしのよるに」の特集を展開中。特集では、獅童が本作に懸ける思いを語っている。

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九月花形歌舞伎 発刊30周年記念「あらしのよるに」

2024年9月4日(水)~26日(木) ※公演終了
京都府 南座

スタッフ

原作:きむらゆういち(講談社)
脚本:今井豊茂
演出・振付:藤間勘十郎

出演

がぶ:中村獅童
めい:中村壱太郎
みい姫:坂東新悟
はく:市村竹松
穴熊ぴか:市村光
たぷ:澤村國矢
山羊のおじじ:市村橘太郎
がい:河原崎権十郎
狼のおばば:市村萬次郎
ぎろ:中村錦之助

公演・舞台情報
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読者の反応

マルカワウソ🗳 @marukawauso

壱太郎くんメイかわいい!見たい!のだが、私は12月に菊之助さんでこれを見ることになるので…🫨? https://t.co/rEtZjF7Wup

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