「埼玉回遊」は埼玉・彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督である近藤が、埼玉県各地を巡り、多彩な文化を探索するプロジェクト。4月から5月にかけて回遊先を一般公募し、選ばれた25カ所の回遊先を、近藤が約半年をかけて訪問した。ショートフィルム「モドキとヤギのあてどない旅」では、自分が誰かわからなくなってしまった主人公のモドキがヤギを道連れに埼玉を旅する様が描かれ、その旅の過程で、“回遊”で出会った人々や風物が登場する。
今回は、序章、水の章に続くストーリーとなり、モドキとヤギが熊谷市の葛和田渡船場・赤岩渡船を含む利根川沿いにたどり着く様が描かれる。なお3月9・10日には彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて「埼玉回遊〈特大号!〉 風と土地のロマンス」が行われる。
【動画】埼玉回遊「モドキとヤギのあてどない旅」水の章
「埼玉回遊〈特大号!〉 風と土地のロマンス」
2024年3月9日(土)・10日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
構成・演出:
埼玉回遊で出会った県民の皆さん
〈藍染〉相澤染工場(八潮市)
〈足袋〉イサミタビ(行田市)
〈チェンバロ〉久保田チェンバロ工房(新座市)
〈彫刻〉しまずよしのり(さいたま市)
〈神楽面〉高倉左近(富士見市)
出演:埼玉回遊で出会った埼玉県民の皆さん
〈川越鳶組合 木遣保存会〉(川越市)
〈怪談師〉北城椿貴(本庄市)
〈小江戸里神楽 梅鉢会〉白石信人、村田孝佑、遠藤光信(川越市)
〈竹間沢車人形保存会〉末吉豊隆、藤本榮光(三芳町)
〈自然栽培〉槙田八重子(美里町)
廣澤麻美、榎本結衣、岡本陽介、小林利那、櫻井拓斗、清水美紗都、中根佑希海、二階美羽、根本和歌菜、藤島美乃里
※高倉左近の「高」ははしご高が正式表記。
関連記事
近藤良平のほかの記事
リンク
北城椿貴/民話・怪談・祭 @kwaidan_tsubaki
呪文のフレーズは『ホツマツタヱ』からの抜粋です
ホツマツタヱは歴史カテゴリのものというより思想史のものと捉えると同時に、愛すべき叙事詩であると考えております
出演にあたり『見沼の龍神と女神』(宇田哲雄著)や吉田唯さんの『神代文字の思想』を参考にさせていただきました
#埼玉回遊 https://t.co/afvTDDTYWk https://t.co/laUXAXFb8w