宮部みゆき「R.P.G.」舞台版、古城十忍がワンツーワークスで改訂上演

ワンツーワークス「R.P.G. ロール・プレーイング・ゲーム」が、6月9日から18日まで東京・赤坂RED/THEATERで上演される。

本作は、宮部みゆきが2001年に発表した、ネット社会と家族の在り方を描くミステリー小説「R.P.G.」（集英社文庫）を舞台化したもの。2004年に古城十忍が劇団朋友に書き下ろし、その後も上演が重ねられたが、古城が主宰するワンツーワークスでの上演は初となる。“シリーズ［家族を見つめる］（1）“と銘打たれた今回は、現在の状況に合わせて演出をアップデートし、上演される。

ある日、お父さんが殺された。ところが、現場に残された遺留品が、その3日前に起きた女性絞殺事件の遺留品と一致。警察が捜査を進めるうちに、お父さんが隠していた秘密が明らかになり……。

出演者には奥村洋治、関谷美香子、長田典之、川畑光瑠、東史子、みょんふぁ、小林桃子、安森尚、小林諒音、綾城愛里奈、原田佳世子、小田原麗、増田和、小山広寿、金原直史が名を連ねた。なお一部公演ではアフタートークが行われる。