ミステリーキッス結成までの前日譚描く、小栗有以ら出演の舞台「オッドタクシー」開幕

舞台「オッドタクシー 金剛石（ダイヤモンド）は傷つかない」が、昨日1月25日に東京・大手町三井ホールで開幕した。

舞台「オッドタクシー 金剛石（ダイヤモンド）は傷つかない」は、2021年に放送されたアニメ「オッドタクシー」の舞台化作品。舞台版は昨年7月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった。その延期公演となる今回は、中止公演に続いて脚本を此元和津也、伊達さん、演出をなるせゆうせいが担当する。

劇中では、アイドルグループ・ミステリーキッス結成までの前日譚が展開。出演者には二階堂ルイ役の小栗有以（AKB48）、和田垣さくら役の濱岸ひより（日向坂46）、市村しほ役の鈴木瞳美（≠ME）、三矢ユキ役の山口乃々華らが名を連ねた。なお山口は医師から急性声帯炎と診断を受けたため、声のみ代役を立てて出演する。

初日に先駆けて行われた囲み取材で、小栗は「この舞台を通して、新しい学びがありつつ、共演者の皆さんとも仲良くなれて、私的にも、二階堂的にも大きな舞台になっています」とコメント。濱岸は「さくらちゃんは、自分が欲しいと思った物を必ず手に入れる女の子で、唐揚げが好き」と自身の役どころを紹介し、「皆様に助けていただき、アドバイスをいただきながら、すごく楽しく稽古をして、今日初日を迎えることができてうれしい」と心境を明かす。さらに鈴木は「市村しほちゃんはめちゃめちゃ『ヤバッ！』って言う子なんですけど、プライベートでも『ヤバッ！』って言う機会が増えたなって感じます」と裏話を語った。

最後に小栗が「アニメだったものが舞台化されるということで、私たちも待ちに待って、ついに来た初日なのですごく気合いが入っています。みんなで一致団結してこの舞台を作ってきました。当日券や配信チケットも販売しておりますし、ぜひご覧いただけたらと思います。皆さんの心に残る舞台をお届けします！」とあいさつし、取材を締めくくった。

上演時間は約1時間45分。東京公演は1月31日まで行われ、2月4・5日には大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールでも上演される。東京公演の初日と千秋楽では配信を実施。また6月14日には本作のBlu-ray / DVDが発売される。