男肉 du Soleilが、“興奮しすぎた結果、シェイクスピアのハムレットをやることにしました”

大長編 男肉 du Soleil「転生したハムレットの世界で生きるべきか死ぬべきか戻れるか、それが問題だ」が4月21日から23日まで京都・京都市東山青少年活動センター 創造活動室、5月6日から8日まで東京・小劇場B1にて上演される。

これは池浦さだ夢率いる男肉 du Soleilの3年ぶりとなる公演。上演に向けて池浦は「オーディエンスと劇場で男肉として相まみえるのは久しぶりなわけですから興奮しています。興奮しすぎた結果、シェイクスピアのハムレットをやることにしました。3年ぶりなので、きっと皆様が男肉がどういうことをやってきた集団か忘れてるだろうなと思い、これを機にアカデミックな集団でしたけど顔をしようと思います」とコメントしている。

出演者には江坂一平、小石直輝、高阪勝之、城之内コゴロー、すみだ、チェン、ヤマモトエリコ、吉田みるくのほか、新井聖美、稲森明日香、重松よしこ、空本奈々、小林欣也が名を連ねた。

池浦さだ夢コメント

恥ずかしながら帰ってまいりました。

男肉 du Soleil、3年ぶりの公演です。と言っても、毎年公演しようとそれなりに稽古してから公演中止に追い込まれていたので、3年ぶりだなぁという気持ちはそんなにありませんが。とはいえ、オーディエンスと劇場で男肉として相まみえるのは久しぶりなわけですから興奮しています。興奮しすぎた結果、シェイクスピアのハムレットをやることにしました。3年ぶりなので、きっと皆様が男肉がどういうことをやってきた集団か忘れてるだろうなと思い、これを機にアカデミックな集団でしたけど顔をしようと思います。

昨今のポップカルチャーを上辺だけ救い、転生させればいいんでしょ？なんて思ったわけではありません。ハムレットの世界に転生した現代の若者は、何を感じてどう生きるのか。 演劇とは社会の有り様を写し出す年表、記憶装置。

ほら、こっちへおいでよ！ うちの記憶装置は甘いぞ！