ままごと「反復かつ連続」「あゆみ」がりゅーとぴあで1日限定上演

りゅーとぴあNext Stage“NE / ST（ネスト）”プラス ままごと「反復かつ連続」「あゆみ（短編）」が、本日2月26日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場（舞台上客席）にて上演される。

本公演では、2007年に初演された「反復かつ連続」、2008年に初演された「あゆみ（短編）」を2本立てで上演。「反復かつ連続」では多重録音を用いて、ある家族の朝の風景が描かれ、「あゆみ（短編）」では2人の少女の物語を複数の俳優が“演じつなぐ”。

開幕に際し、作・演出を手がける柴幸男は「何もない劇場に私たちの生活と地続きの時空間を構築し、そしてそれを超える。それこそがままごとの演劇だと、この2作品を再創作してようやく気がつきました」「演劇が終わり、人間や生活への眼差しが変化する。皆様とそんな上演ができればと思います」とコメントした。なお各回でアフタートークが行われ、石倉来輝、大石将弘、小山薫子、端田新菜が参加する。

柴幸男コメント

何もない劇場に私たちの生活と地続きの時空間を構築し、そしてそれを超える。それこそがままごとの演劇だと、この2作品を再創作してようやく気がつきました。『反復かつ連続』では時間と成長を、『あゆみ』では空間と記憶を超えようとしています。どちらも私たちには容易に超えることのできないもの。しかし、演劇でならそれを超えることが、超えたと錯覚することができる。そして演劇が終わり、人間や生活への眼差しが変化する。皆様とそんな上演ができればと思います。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。