NISSAY OPERA 2021「ラ・ボエーム」が6月12・13日に東京・日生劇場で上演される。
オペラ「ラ・ボエーム」は、ジュゼッペ・ジャコーザとルイージ・イッリカの台本、ジャコモ・プッチーニの作曲で、19世紀半ばのフランス・パリに暮らす若者たちの夢や恋、友情を描いたもの。今回は2017年に上演された指揮者・園田隆一郎と演出家・伊香修吾のタッグによるプロダクションを、再構築して送る。
本公演は、日本語訳詞上演となり、初心者にも親しみやすい舞台となっている。園田は「パリの屋根裏部屋に暮らす、貧しいけれど希望に満ちた若者たち。彼らの恋愛と友情、喜びと悲しみをプッチーニの美しいオーケストラがじっくりと描いていきます。私自身、今まで何度も観て聴いて、何度も指揮してきましたが、毎回新鮮な感動を与えてくれるオペラです」と作品への思いを語り、伊香は「前回の演出を単に手直しするのではなく、2017年版と向かい合うような新しい2021年版をつくりたいと考えています」と上演への意気込みを見せた。
NISSAY OPERA 2021「ラ・ボエーム」
2021年6月12日(土)・13日(日)
東京都 日生劇場
台本:ジュゼッペ・ジャコーザ、ルイージ・イッリカ
作曲:ジャコモ・プッチーニ
指揮:園田隆一郎
演出:伊香修吾
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
キャスト
ミミ:安藤赴美子(12日)、迫田美帆(13日)
ロドルフォ:宮里直樹(12日)、岸浪愛学(13日)
ムゼッタ:横前奈緒(12日)、冨平安希子(13日)
マルチェッロ:今井俊輔(12日)、池内響(13日)
ショナール:北川辰彦(12日)、近藤圭(13日)
コッリーネ:デニス・ビシュニャ(12日)、山田大智(13日)
ベノア:清水宏樹(12日)、清水良一(13日)
アルチンドロ:小林由樹(12日)、三浦克次(13日)
パルピニョール:工藤翔陽
福留なぎさ、高橋拓真、相原里美、明珍宏和
ステージナタリー @stage_natalie
NISSAY OPERA、園田隆一郎×伊香修吾の「ラ・ボエーム」が2021年版で登場(動画あり)
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