椎名桔平が名探偵ポアロに！河原雅彦演出「オリエント急行殺人事件」再び

「オリエント急行殺人事件」が、12月8日から27日まで東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演される。

「オリエント急行殺人事件」は、今年9月に生誕130周年を迎えたアガサ・クリスティーによる長編推理小説。2017年には、リバイバル映画が公開されると共に、ケン・ルドウィック脚本の舞台版が上演され、昨年には河原雅彦演出による日本初演版が上演された。同じく河原が演出を務める今回は、主人公の名探偵・ポアロ役を椎名桔平が演じる。

出演に際し、椎名は「今なお世界中で支持されている作品。しかもあのポアロ役を演じる事に期待と不安が入り混ざっていますが、観客の皆さんを我々とともに素敵な旅にお連れすることが出来るよう、日々稽古に励みたいと思っています」と意気込みを語った。チケットの先行販売は10月より開始予定。このほかの出演者や公演詳細については続報を待とう。

椎名桔平コメント

半世紀以上前に書かれた物語にも関わらず、今なお世界中で支持されている作品。しかもあのポアロ役を演じる事に期待と不安が入り混ざっていますが、観客の皆さんを我々とともに素敵な旅にお連れすることが出来るよう、日々稽古に励みたいと思っています。

今回初めてタッグを組む、演出の河原雅彦さんとは互いの経験値を織り交ぜながらも、河原さんの作り出すオリエント急行の世界観の中にどっぷりと浸ってみたいと感じています。

コロナ禍の今、その閉塞感や先の見えない不安といったものが、この作品に共通しているのではないかと感じています。有名な小説なので結末をご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、是非とも晴れやかな気分で劇場を後にしてもらいたいと思っています。