三島由紀夫作品をオムニバス上演、野上絹代・長久允・加藤拓也・熊林弘高が参加

三島由紀夫没後50周年企画「MISHIMA2020」が、9月21・22日、26・27日に東京・日生劇場で開催される。

これは、4人の演出家・映像作家が、それぞれの視点で三島作品をオムニバス形式で上演するもの。9月21・22日には、野上絹代作・演出の「橋づくし」と長久允作・演出の「『憂国』（『（死なない）憂国』）」、26・27日には加藤拓也作・演出による「『真夏の死』（『summer remind』）」と熊林弘高演出による「『班女』近代能楽集より」が、それぞれ2本立てで上演される。出演者には、「橋づくし」に伊原六花、井桁弘恵、野口かおる、高橋努、「『憂国』（『（死なない）憂国』）」に東出昌大と菅原小春、「『真夏の死』（『summer remind』）」に中村ゆりと平原テツ、「『班女』近代能楽集より」に麻実れい、中村蒼らが名を連ねた。公演の模様は配信される予定だ。

チケットは9月13日に販売スタート。なお、本公演の制作過程を映画監督・関根光才が追ったドキュメンタリー映画が、来年公開される。