10回目の「紛争地域から生まれた演劇」日本初訳初演の2本をリーディング

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「紛争地域から生まれた演劇 シリーズ10」が、12月13日から16日まで東京・東京芸術劇場 アトリエウエストで開催される。

「紛争地域から生まれた演劇 シリーズ10」チラシ表

「紛争地域から生まれた演劇 シリーズ10」チラシ表

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本シリーズは国連教育科学文化機関ユネスコ傘下のNGO・国際演劇協会(ITI)の日本センターが、演劇を通じて平和の構築を目指すプロジェクトの一環として2009年から取り組んでいるもの。日本でまだ知られていない優れた戯曲を取り上げ、作者を招聘するなどしてリーディング公演を行っている。

今回上演されるのは、イスラエル・エルサレム生まれで現在はドイツ・ベルリンを中心に活動しているヤエル・ロネンが、共有地(コモン・グラウンド)をテーマにアンサンブルたちと創作した「コモン・グラウンド」と、カナダのハナ・モスコビッチがアフガニスタン戦争に従軍したカナダ軍兵士たちを描く「これが戦争だ」の、いずれも日本初訳、初演となる2本だ。

「コモン・グラウンド」は演出を雷ストレンジャーズの小山ゆうなが手がけ、「これが戦争だ」の演出は文学座の生田みゆきが担当する。なお本公演は全日程満席となっており、当日券の販売は予定されていない。

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「紛争地域から生まれた演劇 シリーズ10」

2018年12月13日(木)~16日(日)
東京都 東京芸術劇場 アトリエウエスト

「コモン・グラウンド」

2018年12月13日(木)、16日(日)
作:ヤエル・ロネン&アンサンブル
翻訳:庭山由佳
演出:小山ゆうな
出演:霜山多加志小林あや蔵下穂波、松村良太、野々山貴之、きっかわ佳代、マイ

「これが戦争だ」

2018年12月14日(金)・15日(土)
作:ハナ・モスコビッチ
翻訳:吉原豊司
演出:生田みゆき
出演:亀田佳明手打隆盛、堀源起、吉野実紗

※吉野実紗の「吉」はつちよしが正式表記。

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丼釜しゃあ @donkomasya

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