井手綾香初ツアー完走、メドレー&キャロル・キングカバーも

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井手綾香が、6月29日に東京・渋谷PLEASURE PLEASUREにて「井手綾香1st LIVE TOUR」のファイナル公演を開催した。

ライブ冒頭で「はじまりの歌」を弾き語る井手綾香。(Photo by WATARU YONEDA)

ライブ冒頭で「はじまりの歌」を弾き語る井手綾香。(Photo by WATARU YONEDA)

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ライブは、井手ひとりのグランドピアノ弾き語りで送る、このツアーのためのオリジナル曲「はじまりの歌」でスタート。彼女は「♪始まるよ 東京 PLEASURE PLEASURE」「♪Welcome to my atelier」といった歌詞をささやくように歌い、来場者を自分の世界へと優しく誘う。そして2曲目「風をつかまえて」からバイオリン、ピアノ、ベース、ドラムという4人のバンドメンバーが登場し、井手もハンドマイクを持ってステージ中央に出た。

「ついこの間『1st LIVE TOUR』が始まって、今日で終わりかと思うとすでに寂しい気もしますが、今日一日が皆さんにとっていい日だったと思えるようにがんばりますので、よろしくお願いします!」と挨拶する井出。その後は、約4年前の中学3年生のときに書いたという「君からのメッセージ」、トロンボーン奏者である自分の祖父との共演が実現した「ひだり手」などを次々と披露していった。

ライブが新たなパートに突入したのは、パンテーンのCMソングとして大量オンエアされている2ndシングル「ヒカリ」以降。ここから井手は赤と白の生地を使った変型ドレスに衣装替えし、「前半戦はゆったり目でしたが、後半は盛り上がっていきたいと思います!」と宣言する。そして流れるように、キャロル・キングのカバー「feel the earth move」、メドレーと曲が続いていく。メドレーの途中では、オーディエンスに向かって「皆さん、出番です!」と呼びかけ、コール&レスポンスを起こした。

本編ラストを前に、井出は初めてのツアーの感想として、「3県という少ない本数ではあるんですけど、生まれて初めてのツアー、すっごい楽しかったです! 小学生の頃から夢見ていたことがひとつひとつ叶えられていて、感動するものがあります」と述べる。その後、地元・宮崎の力に少しでもなりたいという思いから書いた楽曲「輝く海」で伸びやかな歌声を届け、一旦ステージを去った。

しばらくして、アンコールを求める拍手に照れ笑いしながら再登場。アンコールでは8月15日にリリースされるニューシングルの表題曲「つばさ」を披露する。最後は、井出が中学2年生のときに初めて作ったオリジナル曲「未来への扉」。彼女は「この曲から全てが始まりました。私がここにいるのも、CDを出させてもらえたのも、皆さんがそれを手に取って来てくださったのも」としみじみ語り、ハンドマイクを離してアカペラで曲を歌い始めた。その透明感あふれる歌声に観客1人ひとりが酔いしれたあと、歌い切った井出は深々とお辞儀をし、場内には拍手喝采が鳴り響いた。

井手綾香「井手綾香1st LIVE TOUR」
2012年6月29日@渋谷PLEASURE PLEASURE

01. はじまりの歌
02. 風をつかまえて
03. 君からのメッセージ
04. 愛をつなごう
05. あのね
06. ひだり手
07. 青い空
08. 震える瞳の下で
09. きっと、ずっと
10. miss you
11. ヒカリ
12. 眩しく優しく強く
13. feel the earth move(オリジナル:キャロル・キング)
14. メドレー(少しずつ~まっすぐに~Voice)
15. 雲の向こう
16. 輝く海
<アンコール>
17. つばさ
18. 未来への扉

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