BE:FIRST・LEO、映画「見はらし世代」音声ガイドを担当

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BE:FIRSTのLEOが映画「見はらし世代」の音声ガイドを担当。10月17日より、映画の字幕や音声ガイドを映画館で楽しめるアプリ・UDCastにて配信される。

LEO(BE:FIRST)

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団塚唯我監督の長編初監督作「見はらし世代」は、今年5月に行われた「第78回カンヌ国際映画祭」に出品された作品。数多くの日本映画が出品される中で、日本人史上最年少の26歳が手がけた作品として大きな注目を集めた。主人公の青年・蓮、結婚を控え将来について悩む姉、そして母の喪失をきっかけに姉弟と疎遠になった、ランドスケープデザイナーの父が関係を再び見つめ直そうとする姿を描く物語で、黒崎煌代遠藤憲一井川遥木竜麻生といった面々が出演している。

劇場における音声ガイドとは、登場人物の動きや表情、情景など、映像だけでは伝わらない“画の情報”を言葉で届けるもの。視覚に障害のある人や見えにくい人が映画を楽しむためのサポートとして、日本では年間100本以上の作品が対応している。本作の音声ガイドは、視覚障害者だけでなく、一般の観客にも新しい映画の楽しみ方として推奨されており、映像を“聴く”ことで、登場人物の感情や場面の空気をより深く味わうことができる。

LEOは団塚監督や主演の黒崎と同世代。同時代に生きる若いクリエイターたちが描く瑞々しい感性に強く共感し、今回のコラボレーションが実現した。彼は今回の起用について「僕のように不器用ながらも今日を生きる色んな人に届いて欲しいなと思える作品で、そんな作品がより多くの人に届くよう、お力添え出来たことを嬉しく思います」とコメントしている。

なお「見はらし世代」の音声ガイドは俳優の河井青葉によるバージョンも制作されている。利用者は好みに応じてどちらの声で映画を楽しむか、アプリ内で選択することができる。

LEO(BE:FIRST)コメント

今回、「見はらし世代」の音声ガイドを務めたBE:FIRSTのLEOです。

この作品は、どんな人でも1人の人間であり、傷つけ、傷つきながら今日を生き、過去に囚われながらも必死に明日を見つめて生きていかなきゃいけない。それが誰かから見れば、不正解と言われるような形であろうとも、それでいいんだよと、それが君の人生そのものなのだからと、色んな感情を全て抱きしめてくれる作品だなと感じました。

僕のように不器用ながらも今日を生きる色んな人に届いて欲しいなと思える作品で、そんな作品がより多くの人に届くよう、お力添え出来たことを嬉しく思います。
目が見えない方や目が見えにくい方々にも、作品を楽しんでもらえるように、この作品が届くように精一杯やらせていただきました。

そしてこの作品を通して、より多くの方に合理的配慮の提供というものがあることも知っていただけたら嬉しいです。

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まーさん@BESTY🦁♨️⚡️🦅 @LEOBESTY11398

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