「白岩さんと一緒にやりたい」のラブコール
ドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」は、アオイセイ、あしだかおるのマンガを原作とした“復讐エンタテインメント”。幼稚園での陰湿なママ友いじめによって娘を失った母・篠原玲子が、怒りと絶望の末に謎の整形外科医・成瀬と出会い、全身整形を決意する。若く美しい“篠原レイコ”として生まれ変わった彼女は、娘を追い詰めたママ友たちに社会的制裁を下していく。母・玲子役の水野美紀、生まれ変わった“レイコ”役の齊藤京子がダブル主演を務め、白岩は物語の鍵を握る無免許の天才外科医・成瀬を演じる。
白岩は同作への出演が決まったときの心境について「率直にうれしかった」と振り返り、「ストーリーが本当に大好きになって、これを自分が演じられるんだとワクワクしました」とコメント。原作は自ら全巻購入して作品を読み込んだそうで、「登場人物それぞれがまったく異なる方法で復讐を遂げていく展開に強く引き込まれた」とその魅力を語る。
出演はドラマサイドからのラブコールによって実現。記者から「オファーの決め手について、(ドラマサイドから)何か聞きましたか?」と問われると、白岩は「僕が一番知りたいです!(笑)」と前のめりにレスポンス。「僕は、自分に来た仕事は基本的に断らないタイプ。『一緒にやりたい』と言っていただけるのは本当にうれしい。今回『白岩さんと一緒にやりたいと言ってくださってます』と聞いた時点で『やります!』と答えました。それくらいうれしかったです」と回顧しつつ「オファーの決め手は……今度聞いてみます」とほほえんだ。
多忙の合間を縫って
白岩が演じるのは、主人公に全身整形を施す整形外科医・成瀬。自身の役どころについて、彼は「ミステリアスで一見クールに見えるけど、人の感情をよく観察して行動できるタイプ。冷たそうに見えて、実は人を思って行動している」と説明する。謎が多いキャラクターだが、物語が進むにつれて行動の意図が明らかになっていくとし、「過去をどんどん知りたくなるような展開になると思うので、最終回まで期待してほしいです」と呼びかけた。
原作では登場シーンが限られる成瀬だが、ドラマ版では物語の鍵を握る存在として要所に登場。白岩は「成瀬のことは原作でも好きでしたが、ドラマ版ではさらに好きになりました」と話し、衣装合わせでは監督から「すごく成瀬っぽい」と評され、心が躍ったと振り返る。そんな成瀬を演じるにあたり、白岩は多忙の合間を縫って演技レッスンを受講。「整形外科とは」「美容外科とは」といった基礎から学んでいくことで、役への理解を深めていったのだという。
ドラマはダブル主演を務める齊藤京子と水野美紀との共演となる。2人の印象を尋ねると、水野については「僕が芸能界に入る前から水野さんは第一線で活躍されている経験豊富な方。初めてご一緒する自分としては、ついていきたい存在」、齊藤については「アイドルから女優へ転身されている経歴が今の自分と重なる部分もあり、リスペクトしています」とコメント。インタビュー時には「どう話しかけるのがいいんだろう……」と人見知りな一面も覗かせつつ、「現場では、お二人からたくさんのことを吸収したい」と意欲を示していた。
簡単な道よりも、人が歩めない道を選びたい
Iftikhar Hussain @I_H_101
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