2桁号車の担当決まった超特急12回目の誕生日、8号車の熱に9人が愛で応えた“ノープランデート”

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“3文字ゲーム”で輝くタクヤ

ゲームコーナーの様子。(撮影:寺本篤史)

ゲームコーナーの様子。(撮影:寺本篤史)[拡大]

答え合わせに成功したAチームのリョウガ、カイ、マサヒロ。(撮影:寺本篤史)

答え合わせに成功したAチームのリョウガ、カイ、マサヒロ。(撮影:寺本篤史)[拡大]

第2部のゲームコーナーは、チーム戦でMVP獲得を競うことに。9人はカイ、リョウガ、マサヒロのAチーム、タカシ、アロハ、ハルのBチーム、タクヤ、ユーキ、シューヤのCチームに分かれて大騒ぎを繰り広げた。1つ目のゲームは、お題に対して連想される3文字の言葉を1人1文字ずつ書き、単語を完成させられるかを試す「3人で言葉を作れ!連想ワード3両編成」。まず「3文字の赤いものといえば?」というお題にAチームが「いちご」で答えを合わせて幸先のいいスタートを切ったが、以降はどのチームもなかなか回答をそろえられずに苦戦を強いられる。そんな中でひときわゲームを楽しみ輝きを放ったのは、Cチームの3文字目を担当したタクヤ。「職業といえば?」というお題に対してのCチームの回答が「シしト」になると、タクヤは「俺らもなったことあるじゃん。ホストしかないだろ!?」と、メンバーがホストに扮した「Call My Name」のミュージックビデオを引き合いに出して8号車の感嘆の声を集める。「熱いものといえば?」というお題にシューヤがサウナの「サ」、ユーキが自身の名前から「ー」と答えた際も、タクヤはライブの「ブ」と書いて会場を盛り上げる。これにはハルも思わず「すごいんだよな、あの人。さっきから冴えてる」と言葉を漏らしたが、リョウガからは「カッコよく決めてますけど、みんなで合わせるゲームですからね?」とツッコまれていた。

Bチームのハル、タカシ、アロハ。(撮影:寺本篤史)

Bチームのハル、タカシ、アロハ。(撮影:寺本篤史)[拡大]

そのリョウガは「職業といえば?」の問いでお金の「お」と答えるなど、独創的な思考回路を隠せない回答でチームメンバーのカイとマサヒロを困らせる。Bチームのアロハもまた、「男の子の名前といえば?」というお題にハルがゆうきの「ゆ」、タカシがたろうの「ろ」と答える中でアロハの「ハ」と回答。メンバーから「あんまいないのよ!」「人生で初めて(アロハという名の人物に)会ったのよ!(笑)」と総ツッコミを受けていた。

ごはん担当にしてじゃんけん担当、マサヒロ

答え合わせに成功し抱き合うCチームの3人。(撮影:寺本篤史)

答え合わせに成功し抱き合うCチームの3人。(撮影:寺本篤史)[拡大]

苦戦の中でも回答を2度そろえられたAチームがリードする中、2つ目のゲームとして行われたのは「全員乗れるかな?チームで団結満員電車」。これは、じゃんけんに負けると半分に畳まれてしまう新聞紙の上にチームの2人が乗っていられるかを競う耐久企画で、3チームそれぞれのペアがどれだけコンパクトに密着できるのかが試された。1回目のチャレンジに挑んだのはリョウガ&マサヒロ、アロハ&ハル、タクヤ&シューヤの3組。新聞紙が小さくなるにつれ、各ペアは体の“収め方”を試行錯誤し、ハルはアロハを、シューヤはタクヤを、マサヒロはリョウガをおんぶしてクリアを狙おうとする。じゃんけん代表のタカシが負け、新聞紙が靴の半分ほどのサイズになってしまったBチームは、アロハがハルをお姫様抱っこする作戦を実行。アロハは耐えきれず足を着いてしまうも、メンバーと8号車は2人のがんばりに大歓声を送っていた。

「クリスマスみたいでいいね」とカイに言われたユーキとタクヤのおんぶ。(撮影:寺本篤史)

「クリスマスみたいでいいね」とカイに言われたユーキとタクヤのおんぶ。(撮影:寺本篤史)[拡大]

2回目のチャレンジにはリョウガ&カイ、タカシ&ハル、タクヤ&ユーキの3組が挑んだが、ここでAチームのマサヒロが異様なまでのじゃんけんの強さを見せる。連勝で敵チームの面積をどんどん小さくしていく彼の頼もしさに、メンバーは「ごはん担当とじゃんけん担当にしたほうがいいんじゃない?」とさっそく担当の追加を提案して笑い合う。タクヤをおんぶするユーキの姿を見たカイが「クリスマスみたいでいいね」と季節の風情を感じつつ、終盤はAチームとBチームの決戦に。じゃんけん強者のマサヒロによってあとがなくなったBチームのタカシは、最後に爪先立ちしながらハルをお姫様抱っこするという離れ技に挑むも、決してあきらめようとしないそのひたむきな姿にタクヤとユーキは「もういいよ、大丈夫!」と白旗を上げさせる。2つのゲームの得点を集計した結果、MVPチームはAチームに決定。カイ、リョウガ、マサヒロの3人も、第1部と同様にサンタさんからのプレゼントとして年末ジャンボ宝くじを手に入れた。

あの冬曲に始まりの歌、スペシャルなミニライブ

ミニライブの様子。(撮影:寺本篤史)

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カイ(撮影:寺本篤史)

カイ(撮影:寺本篤史)[拡大]

イベントの締めくくりに用意されていたライブコーナーでは、両部ともに3曲が披露された。1曲目に届けられた「Fantasy Love Train」は、冬の季節に披露されるファンタジックなナンバー。第1部ではアロハとハルの2人もサンタクロース姿にお色直ししてパフォーマンスが届けられ、9人のサンタクロースが届けるロマンチックなひとときを8号車も笑顔で楽しんだ。続けて披露されたのは、超特急の最初のオリジナルソングである「No More Cry」。タカシとシューヤの伸びやかな歌声が美しく重なり合って響く中、ダンサーの7人は1つひとつの動きに丁寧に思いを込めた柔らかなパフォーマンスで心地よい高揚感をもたらす。第2部のパフォーマンスでは最後のサビでセンターに立ったユーキが芯の通った美しい2回転ターンで観衆を魅了し、曲のムードをぐっと深めていた。

タカシ(撮影:寺本篤史)

タカシ(撮影:寺本篤史)[拡大]

シューヤ(撮影:寺本篤史)

シューヤ(撮影:寺本篤史)[拡大]

第1部のラストソングとなった「Rail to Dream」では、曲の始まりで“演説”をするリョウガがセリフを無視して「ホーッホッホッホッ」とサンタクロースになりきり楽曲をリード。12月のアリーナツアー直前に発表された新曲ながら、完璧なタイミングで曲を彩る8号車の大きなコールが9人のパフォーマンスの勢いを加速させる。リョウガに触発されたタカシも自身のセリフパートで「ホーッホッホッホッ」とサンタクロースに変身。この日ならではのサービス精神旺盛なアレンジで、オーディエンスを盛り上げた。第2部の最後には「走れ!!!!超特急」が用意され、9人はステージを左右両端まで使いながら8号車をパフォーマンスに巻き込み、大きな一体感をもってライブ本編を終える。リョウガに促され最後の挨拶を担ったシューヤは、「こうして12年間、超特急を守ってきてくれた方々に、僕たち(2桁号車の)4人は敬意を持ちながら活動していきますし、この先の未来、さらに大きなステージに立てるように進んでいきますのでよろしくお願いします!」とコメント。続いて挨拶に立ったユーキは「やりきったぞー!」と思い切り叫び「9人みんな無事に、誰1人欠けずにやりきるとができて光栄です。誇らしい! 今年は皆さんのおかげで、本当に輝けた年になったと思っています。みんなを笑顔にさせて、その(笑顔の)輝きがまた僕らの力になる。来年は今年以上にみんなで笑っていきましょう!」と力強く誓った。

予定調和なしのアンコール、「My Buddy」の契り

ユーキ(撮影:寺本篤史)

ユーキ(撮影:寺本篤史)[拡大]

アンコールの「My Buddy」の様子。(撮影:寺本篤史)

アンコールの「My Buddy」の様子。(撮影:寺本篤史)[拡大]

「皆さんのおかげで最高の結成日でした。ありがとうございます!」とカイが伝え、メンバーは何度も手を振りながらステージをあとにする。第2部のイベントは終了し終演後のアナウンスも流れる中で、8号車はアンコールを求める「超特急!」コールを舞台裏へと送り続けた。すると、この熱を受け止めたメンバーは再びステージへ。舞台上で曲決めの“緊急会議”を開くという、予定調和なしの“ガチアンコール”をスタートさせる。話し合いを進める中で披露曲の候補に「My Buddy」が上がり8号車が盛り上がると、ライブの演出担当でもあるユーキは「これから先も“My Buddy”ってことだよ? それを約束してくれるなら(披露します)」と8号車に確認する。タカシが思わず「契りや」とつぶやいたこの問いかけに、8号車は問答無用の“Yes”の歓声を送り、9人は本当のラストナンバーとして「My Buddy」を披露した。急遽の披露だったため、使用した音源はアリーナツアー用のアレンジバージョン。バックダンサーとバンドメンバーの紹介用に長く取られた間奏パートはユーキのアドリブによって“超特急メンバーの紹介コーナー”となり、ユーキにコールされたアロハ、ハル、マサヒロ、カイはフリーダンスで8号車を盛り上げる。タカシが呼ばれると、彼は得意のワームダンスで体を張り、シューヤもまたボーカルらしからぬ高いバック転でスペシャルなひとときをオーディエンスに贈った。

超特急(撮影:寺本篤史)

超特急(撮影:寺本篤史)[拡大]

8号車の熱とそれに応えるメンバーの愛が作り出した熱狂の空間。曲の終盤には、あまりの盛り上がりにハルのズボンが破けるという大ハプニングも発生し、密かに足を閉じ続けながら踊っていたハルを見つけたリョウガは「ハルの様子がおかしい!(笑)」と彼に注目を集めた。曲を終えるとユーキは「相棒だって確信できました!」と8号車の一体感を讃え、タクヤは「アンコールは生配信が切れちゃってると思うので、どんな方法でもいいので『(配信を観ていた8号車に)みんなも相棒だよ』って伝えてあげてください」と付け加える。大きな充実感が渦巻く中でイベントを終えた9人は、再び8号車に手を振ってステージの奥へ。「ライブはデート」が信条のタカシは最後に1人残ると「ノープランのデートもたまにはええな!」と8号車に笑顔を向けて、会場をあとにした。

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読者の反応

どすこいこいこい𝑲𝒐𝒊 @garidosukoi

ハルをかわいい生き物だと思っているユーキ。👈あんたがいちばん可愛い
キノボリカンガルーのことがかわいいタカシ。👈あんたがいちばん可愛い
ちなみにカイくんはかわいい生き物にタカシって書いてた 超特急がなによりも可愛いよ
https://t.co/HtlT8wvI6m https://t.co/wQX6s9sScu

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このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 超特急 の最新情報はリンク先をご覧ください。

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