BiS「ROAD of EVOLUTiONS TOUR」熊本で閉幕!次はWACK幕張

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BiSが11月20日に熊本・B.9 V1で全国ツアー「ROAD of EVOLUTiONS TOUR」の最終公演を開催した。

BiSとは?

トギー、ナノ3、ヒューガー、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンドからなるアイドルグループ。2010年にソロアーティストとして活動していたプー・ルイを中心に結成された初代BiSはさまざまな伝説を残して2014年7月に解散。2016年にメンバーを一新して誕生した第2期BiSは2019年5月まで活動し、同年6月に現在の第3期BiSが始動した。オリジナルメンバーの脱退が相次ぐ中、2021年12月にナノ3、2022年11月にヒューガー、2023年3月にシオンエピック、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンドが加入し、5月に新体制での活動を開始。7月に中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUND)プロデュースによるシングル「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」をリリースし、夏から秋にかけてのツアーを経て11月にフルカワユタカプロデュースによるシングル「LAZY DANCE」を発表した。2024年1月に24時間イベントを行い、2月にニューアルバム「NEVER MiND」をリリースした。4月にマネジメント体制を変更して“自給自足アイドル”として再スタートを切り、5月から全国ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」を開催した。自給自足ライブを行っていたが8月に「これ以上の活動継続が難しい」という理由で解散を発表。10月から12月にかけて5都市でワンマンライブ「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」を行い、2025年1月12日の東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でのラストライブ「Finale of the third BiS」をもって解散した。

BiS(写真提供:日本クラウン)

BiS(写真提供:日本クラウン)

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「ROAD of EVOLUTiONS TOUR」は8月にスタートした24カ所26公演のツアー。ツアー開始直前にオリジナルメンバーが脱退し、入れ替わるように復帰したトギーが新型コロナウイルスに感染するなど、数々の苦難に見舞われたBiSだったが、全公演チケット完売でツアーファイナルを迎えた。なお熊本公演はもともと9月に行われる予定だったライブの延期公演。予定していたスケジュールを経て、ツアーの最終公演という形での開催となった。

BiS(写真提供:日本クラウン)

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BiSは「はじめまして! 私たち新生アイドル研究会、BiSです。よろしくお願いします!」とおなじみの挨拶をしたあと、ライブ定番曲「STUPiD」でライブの口火を切った。「FOR ME」や、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「スモーキン・ビリー」のカバーと攻撃的な楽曲を畳みかけ、アクセル全開のパフォーマンスを展開していく4人。自己紹介に続いてはグランジテイストの「DEAD or A LiME」、過酷なスクワットをメンバーとファンが行う「thousand crickets」、エモーショナルな歌声が響く「I WANT TO DiE!!!!!」、パンキッシュな「BASKET BOX」などバラエティに富んだ楽曲を次々に披露した。MCで熊本ならではのご当地ネタを織り交ぜて会場を和ませたのち、トギーのシャウトをきっかけにライブは終盤に突入。パーティロックチューン「Hey boy hey girl」でハッピーな雰囲気を場内にもたらしたかと思えば、「つよがりさん」「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」といったドラマチックな人気曲を連投してライブを締めくくった。

BiS(写真提供:日本クラウン)

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アンコールではネオ・トゥリーズが「熊本公演は1回延期にはなったんですけど、ファイナルという形で無事に開催できて本当にうれしいです。熊本は本当にたくさん思い出があるんですけど、特に思い出すのは、2年前の熊本公演で。ツアーの中でかなり大きい話し合いをして、すごくぶつかったままライブ直前まで来てしまって。でもそのライブ直前にメンバーの気持ちがやっとそこでひとつになって、気合いを入れてライブに挑んだっていう思い出があります」とツアーでの出来事を振り返る。そして「ここは私たちがものすごく大きな壁を乗り越えてみんなが改めてひとつになれた場所で、BiSのひとつのターニングポイントになった大切な場所です。そしてそんな話し合いのときに出てきて、またがんばろうって思えるような力をくれたのたのは紛れもなく研究員(BiSファンの呼称)でした。研究員がいるから今の私たちがあります。そういう存在がいてくれるのも当たり前じゃないし、応援してくれるみんなを私たちは絶対に笑顔にさせなきゃいけないって思います。新メンバーのヒューガーも加わってまたいろんな変化があると思うけど、みんなで力を合わせて突っ走っていきたいと思っています!」と熱い思いを語った。BiSはそんなネオの言葉のあと、研究員に愛を込めて「LOVE」を熱唱。さらにダンスチューン「DA DA DA DANCE SONG」、ライブの締めくくりに「CURTAiN CALL」を届け、ツアーファイナルを大団円へと導いた。

BiSは明日11月23日に千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで行われる音楽事務所WACKのライブイベント「Even without BiSH, this is WACK」に出演する。新メンバー・ヒューガーの加入も発表されているので、今後の展開にも注目だ。

BiS「ROAD of EVOLUTiONS TOUR」熊本B.9 V1 2022年11月20日 セットリスト

01. STUPiD
02. FOR ME
03. スモーキン・ビリー
04. DEAD or A LiME
05. イミテーションセンセーション
06. thousand crickets
07. I WANT TO DiE!!!!!
08. BASKET BOX
09. テレフォン
10. 少年の歌
11. 浮き雲
12. リフレイン
13. Hey boy hey girl
14. つよがりさん
15. BiS-どうやらゾンビのおでまし-
<アンコール>
16. LOVE
17. DA DA DA DANCE SONG
18. CURTAiN CALL

Even without BiSH, this is WACK

2022年11月23日(水・祝)千葉県 幕張メッセ 幕張イベントホール
<出演者>
ASP / BiS / ExWHYZ / GANG PARADE / 豆柴の大群

ESCAPE from BiSimulation

2023年1月8日(日)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

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