「WACK合同オーディション2020」スタート、候補生18名とWAggが合格&昇格目指す

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本日3月22日に音楽事務所WACKによる合宿型オーディション「WACK合同オーディション2020」がスタートした。

「WACK合同オーディション2020」候補生とWAggメンバー。

「WACK合同オーディション2020」候補生とWAggメンバー。

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「WACK合同オーディション」は毎年恒例となっているWACKのオーディション。今年は昨年と同様に長崎県・壱岐島での開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で場所を変えて、3月28日までの行程で実施されることとなった。今年は候補生18名と、WAggからア・アンズピア、サアヤイト、ウタウウタ、キラ・メイ、アイナスターが初日から参加。選抜で参加する現役メンバーのセントチヒロ・チッチ(BiSH)、トギー(BiS)、月ノウサギ(GANG PARADE)、ユイ・ガ・ドクソン(GANG PARADE)、MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)、ウルウ・ル(CARRY LOOSE)、ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)は、後日合流する。

「WACK合同オーディション2020」初日の様子。

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またオーディションの模様はニコニコ生放送で24時間にわたって生配信され、視聴者も審査に参加できる。13時過ぎ、候補生たちが合宿所に到着。合宿オーディションがいよいよ始まり、WACK代表の渡辺淳之介は「今から君たちはWACKの一員。挨拶を徹底し、関わる人に失礼のないように」と候補生に声をかけた。

「WACK合同オーディション2020」初日の様子。

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到着からほどなくして14時には渡辺、サウンドプロデューサー・松隈ケンタ(SCRAMBLES、Buzz72+)による歌唱審査がスタート。課題曲にはBiS「STUPiD」とBiSH「オーケストラ」が選ばれた。アイノ・リ・スタートから順に歌唱していき、意気込みを叫ぶ者、緊張気味に声を震わせる者、歌詞が飛んでしまう者、振り付けを交えてパフォーマンスする者と十人十色の審査となった。全員の歌唱後、松隈から「おかわりいこうか」と声がかかり、テラヤマユウカ、パー・ルイ、パンコ・ルナ・ルーフィが歌い直した。審査は1位がカトー・ムセンシティ部、最下位はパンコ・ルナ・ルーフィという結果に。歌唱審査の順位発表後、歌詞が飛んだり、歌えなくなったりした候補生に向けて松隈は「緊張もあると思うけど、パフォーマンスは歌詞が飛ぼうと歌い続けないと。今後のステージでもそうなのでラララでも適当な歌詞でもいい。歌ってほしかった」と話す。そして「特別にいいなと思ったのはカトー。トト(・パーティン・トト)もそうだし声質がよかった。フショージ(・メグミ)も伸びしろがありそう。ただうまい人はいっぱいいるので、それよりも歌なら耳のよさ、ダンスなら目のよさがないと上手な人から取り込めないです」とアドバイスを送った。

「WACK合同オーディション2020」の様子。

「WACK合同オーディション2020」の様子。[拡大]

「WACK合同オーディション2020」の様子。

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歌唱審査で最下位パンコの脱落が決定したが、翌日に救済措置があるためこのあとのダンス審査には参加することに。ダンスレッスンを前にチーム分けが発表され、1組目がアオイロコ・カンパイア、テラヤマ、フショージ、インポッシブル・マイカ、ワキワキワッキー、パー・ルイ、2組目がセックスサマーウイカ、カトー、アイノ・リ、トト、パンコ、3組目がファンファン、モンスターアイドル、シオ・フォレスト、ジギー、火星からウナギ、リンゴグミinc、4組目がWAggメンバーで振り分けられた。渡辺は練習を前に「WACKアーティストは基本的に踊りながら歌っています。候補生は1カ月後、確実にステージに立っている人。踊りも歌もうまいから売れているわけじゃないからしっかり考えないと。僕が一番見ているのは真剣に打ち込んでいるか。合格したら仲間になるわけだから仲間になりたいかを見ています。僕たちを喜ばせるためのパフォーマンスをこれから考えてください。自分を捨てて、とにかく悔いの残らないようにやってもらえたらと思います。WAggは何回もライブをやっているんだから、圧倒的なものを見せてください」とコメント。大きく返事をした候補生たちはそれぞれ課題曲「STUPiD」の練習に入った。

「WACK合同オーディション2020」の様子。

「WACK合同オーディション2020」の様子。[拡大]

「WACK合同オーディション2020」の様子。

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ダンスの練習と並行して、渡辺による個人面談が行われた。渡辺は候補生それぞれに「WACKに入ったらどうなりたい?」「WACKのグループで加入するならどこ?」といった質問をしつつ、アオイロコの面談時に「好きなアーティストに香椎かてぃ(ZOC)ってあるけど、ならZOCに行けば?」と辛辣な発言をするなど、鋭い問いかけをして候補生の思いを掘り下げて聞き出していった。候補生は思いをうまく伝えられずに閉口する者、開口一番に歌唱審査でうまく歌えなかったことを悔やむ者、グループの輪に溶け込めないと泣く者などさまざまだった。渡辺はそんな候補生を相手に「きれいごとを言うんだったらうちじゃなくてもいい」「今、殻を破らないと後悔するぞ」「間違えてもいいから大ぶりにやること」「死にものぐるいでここに来なきゃいけないのに準備不足だ」などとWACKの哲学を伝えていく。候補生最後の面談者モンスターは、豆柴の大群を生んだTBS系「水曜日のダウンタウン」のシリーズ企画「MONSTER IDOL」に参加したが脱落したことを話し、改めて豆柴の大群入りを熱望しているとアピールしたが、渡辺は「このままだと可能性が低いよ」と厳しい意見を伝えた。

WAggによる「STUPiD」パフォーマンスの様子。

WAggによる「STUPiD」パフォーマンスの様子。[拡大]

3時間ほどのレッスン時間を経て、ダンス審査が行われた。審査の結果は1位がアオイロコチーム、2位がWAgg、3位がファンファンチーム、最下位がセックスサマーチーム。渡辺は「WAgg以外、誰1人として俺たちのことを勉強していない。まず顔が上がってない。バミリはバラバラ。おうちで勉強できたことのはずだ」と全チームのパフォーマンスについて意見した。アオイロコチームを1位に選んだ理由は「一番、結束してたから」、2位のWAggには「もっと結束していいはずなのにバラバラに見えた。昇格がかかっていることもあるが圧倒的なものを見せてほしかった。猛反省してほしい」、3位のファンファンチームには「単純に汚く、見どころがない。必死に踊ることを意識したんだろうなという感覚」、最下位のセックスサマーチームには「バラバラすぎる。お前ら全員嫌いなのかってくらい誰も横を見てない。チームプレイが一番大事なんだよ。天才ならシンガーソングライターになれるかもしれないけど、WACKは会社としてもグループとしてもいろんな人に手伝ってもらってやっている。やってやろうという気持ちがあったらあの並びにはならないはず」と苦言を呈した。ダンス審査は翌23日の昼にも行われるため、夕食後の自由時間にもレッスンが可能であることが伝えられ、参加者は夕飯の時間を迎えた。

「WACK合同オーディション2020」初日の夕飯時。

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「WACK合同オーディション」では食事にも厳しいルールがあり、制限時間30分以内に出された料理を残さずに食べなければならない。また一部の席にはデスソース入りの料理が用意されており、デスソース入りを引き当ててしまった参加者は涙ながらにごはんを食べた。夕食後には視聴者、スタッフによる投票が行われた。1位に選ばれたのは、グループの輪にうまく入れないと面談時に涙を見せていたトト。そして投票結果22位がガミヤサキ、23位がリンゴグミincで、歌唱審査最下位のパンコを含む3名が本日の脱落者となった。脱落者3名には救済措置を用意。救済希望者は明朝6:30に大貧民で勝負し、勝者1名が救済となる。歌唱審査、ダンス審査の順位、視聴者投票ランキングの一覧を以下に掲載する。

「WACK合同オーディション2020」

歌唱審査

1位 カトー・ムセンシティ部
2位 キラ・メイ
3位 サアヤイト
4位 ア・アンズピア
5位 トト・パーティン・トト
6位 アイナスター
7位 ファンファン
8位 火星からウナギ
9位 ウタウウタ
10位 フショージ・メグミ
11位 モンスターアイドル
12位 アイノ・リ・スタート
13位 アオイロコ・カンパイア
14位 テラヤマユウカ
15位 シオ・フォレスト
16位 インポッシブル・マイカ
17位 ジギー
18位 ワキワキワッキー
19位 セックスサマーウイカ
20位 リンゴクミinc
21位 ガミヤサキ
22位 パー・ルイ
23位 パンコ・ルナ・リーフィ

ダンス審査

1位 アオイロコ・カンパイア / テラヤマユウカ / フショージ・メグミ / インポッシブル・マイカ / ワキワキワッキー / パー・ルイ

2位 WAgg

3位 ファンファン / モンスターアイドル / シオ・フォレスト / ジギー / 火星からウナギ / リンゴグミinc

4位 セックスサマーウイカ / ガミヤサキ / カトー・ムセンシティ部 / アイノ・リ・スタート / トト・パーティン・トト / パンコ・ルナ・リーフィ

視聴者投票結果(3月22日)

1位 トト・パーティン・トト(2946票)
2位 ア・アンズピア(1842票)
3位 サアヤイト(1608票)
4位 セックスサマーウイカ(1413票)
5位 ウタウウタ(1401票)
6位 キラ・メイ(1277票)
7位 パンコ・ルナ・リーフィ(1038票)
8位 アオイロコ・カンパイア(1008票)
9位 カトー・ムセンシティ部(979票)
10位 フショージ・メグミ(816票)
11位 テラヤマユウカ(812票)
12位 インポッシブル・マイカ(691票)
13位 ワキワキワッキー(493票)
14位 シオ・フォレスト(482票)
15位 アイナスター(365票)
16位モンスターアイドル(342票)
17位 パー・ルイ(244票)
18位 火星からウナギ(226票)
19位 ファンファン(182票)
20位 ジギー(124票)
21位 アイノ・リ・スタート(120票)
22位 ガミヤサキ(110票)
23位 リンゴグミinc(74票)

アオイロコ・カンパイア

アオイロコ・カンパイア(Photo by sotobayashi kenta)

アオイロコ・カンパイア(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

アイノ・リ・スタート

アイノ・リ・スタート(Photo by sotobayashi kenta)

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ワキワキワッキー

ワキワキワッキー(Photo by sotobayashi kenta)

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テラヤマユウカ

テラヤマユウカ(Photo by sotobayashi kenta)

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フショージ・メグミ

フショージ・メグミ(Photo by sotobayashi kenta)

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ガミヤサキ

ガミヤサキ(Photo by sotobayashi kenta)

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ジギー

ジギー(Photo by sotobayashi kenta)

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パー・ルイ

パー・ルイ(Photo by sotobayashi kenta)

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トト・パーティン・トト

トト・パーティン・トト(Photo by sotobayashi kenta)

トト・パーティン・トト(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

パンコ・ルナ・ルーフィ

パンコ・ルナ・ルーフィ(Photo by sotobayashi kenta)

パンコ・ルナ・ルーフィ(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

火星からウナギ

火星からウナギ(Photo by sotobayashi kenta)

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インポッシブル・マイカ

インポッシブル・マイカ(Photo by sotobayashi kenta)

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セックスサマーウイカ

セックスサマーウイカ(Photo by sotobayashi kenta)

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シオ・フォレスト

シオ・フォレスト(Photo by sotobayashi kenta)

シオ・フォレスト(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

ファンファン

ファンファン(Photo by sotobayashi kenta)

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カトー・ムセンシティ部

カトー・ムセンシティ部(Photo by sotobayashi kenta)

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リンゴグミinc

リンゴグミinc(Photo by sotobayashi kenta)

リンゴグミinc(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

モンスターアイドル

モンスターアイドル(Photo by sotobayashi kenta)

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