ライブにはシングルを予約した人の中から抽選で1000人が参加。公演の模様はYahoo! JAPANで生配信され、会場に足を運べなかったファンも彼らのパフォーマンスを楽しんだ。
大歓声の中手を振って現れたメンバーは、1996年に発表したナンバー「More than Love」で勢いよくライブをスタート。TERU(Vo)は登場早々「寒いよね?」と野外会場に集まった観客を気づかうも、彼らの演奏が始まると場内は瞬く間にヒートアップしていった。その熱気を保ったまま、GLAYは「誘惑」の演奏に突入。ステージの前方まで進み出て、豪快にサウンドを轟かせた。TERUは「遊びに来てくれてありがとうございます。普段六本木になかなか来ない人ー?」とフランクに観客とコミュニケーションを交わすと、「早速ですが!」と初披露となる新曲「愁いのPrisoner」の演奏へ。繊細な歌声と奥行きのある音色が、切なくもさわやかに野外に響き渡っていった。
本公演はキーボーディストの斎藤有太を入れた編成で行われた。「HOWEVER」では一音一音丁寧に届けられる美しい鍵盤のサウンドに、観客はじっくりと聴き入る。JIRO(B)は「ネオンがきれいですね」と会場から見えるイルミネーションについて触れ、「数年前この近所に住んでいて、1週間に4、5回来てました。今日ここに立てて、ようやく夢が叶ってうれしい。皆さんの顔もキラキラしていますね」と声を弾ませる。HISASHI(G)が「Zeppツアーの前にみんなと会えてうれしいです」と喜ぶと、TAKURO(G)は「寒い中来てくれてありがとう!」と感謝を告げ、「次の曲はTERUさんの番ですかね」とTERUがスペシャルオリンピックス日本の公式応援ソングとして書き下ろした楽曲「YOUR SONG」へとつなげた。TERUのタイトルコールを経て、GLAYは大きなハンドクラップの中、軽快に楽曲をパフォーマンス。オーディエンスの笑顔に囲まれながら、にぎやかにライブを終えた。
GLAY「56thシングル『愁いのPrisoner / YOUR SONG』発売記念無料配信ライブ」2018年11月13日 六本木ヒルズアリーナ セットリスト
01. More than Love
02. 誘惑
03. 愁いのPrisoner
04. HOWEVER
05. YOUR SONG
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【ライブレポート】
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