石崎ひゅーい「MUSIC FRIDAY」で白熱の柔道トーク

Googleが提供するYouTubeの音楽番組「MUSIC FRIDAY on Google+ | YouTube」の第20回が12月6日に放送され、石崎ひゅーいがゲスト出演した。

石崎はまずキーボードとバイオリンを従えスタジオライブをスタート。1曲目「シーベルト」を切なく歌い上げ、一口水を飲むと「ポール・マッカートニーがこないだ3時間水を飲まないでライブをやってたから、今日は水飲まないって決めてたのに飲んじゃった……」と悔しそうな顔を見せた。続けて「夜間飛行」「第三惑星交響曲」を力強く歌唱する。スタジオからの夜景を見て「ここからの夜景がすごくきれいで、東京タワーが……」と石崎が話し始めた瞬間、東京タワーのライトが消え「さっきまでは東京タワーがもやしみたいに光ってたんですが」と苦笑する場面も。その後はライブ初披露となった新曲「メーデーメーデー」、渾身のバラード「花瓶の花」を丁寧に歌いスタジオライブを締めくくった。

続いてはMC・Chigusaとのトークパート。石崎は「女の子からちやほやされたかった」と音楽を始めたきっかけを明かしたほか、「石崎ひゅーい」という本名について「今まで一度も名前を馬鹿にされたりいじめられたりしたことはない」と話した。またテレビ東京系「柔道グランドスラム東京2013」のテーマソングに採用された新曲「メーデーメーデー」について「柔道に詳しくないので作るのに時間がかかった」と言い、「選手と同じ目線に立って戦ってる曲にすればいいんだと思った」「だからこの曲は自分の中ではめっちゃ戦ってる曲なんです」と曲に込めた思いを語った。視聴者からの投稿を紹介するコーナーでは「石崎ひゅーいの好きそうなもの」というテーマで投稿された猫の写真を見て「自由気ままなところが好き」と猫の魅力を語り、ラーメンの写真では自身のラーメンに対する持論を熱弁した。

ハングアウト機能を利用して行うビデオチャットでは、柔道経験者のファンと交流。「柔道でどんな技が好きですか？」とファンから質問されると、石崎は「技の名前はわからないけど……」と前置きし先日観たという柔道の試合の様子を興奮気味に話したほか、よく聴く音楽を尋ねられ中学生の頃SPEEDのファンクラブに入会していたことを明かした。また自身が唯一実践したことがある柔道の技が「地獄車」であると告げ、ビデオチャットで交流したファンに経験があるか尋ねるも全員未経験。公式な技ではないようだとわかると残念そうに肩を落とす一幕も。しかしChigusaも柔道経験者であることから、石崎は最後まで柔道の話題で盛り上がる。そして「この番組に2回来る人はいないんですか？」と次回出演の意欲を見せ、この日の出演を終えた。

石崎ひゅーい 収録後コメント

──新曲「メーデーメーデー」が「柔道グランドスラム東京2013」のテーマソングだったことにちなんで元柔道選手とのハングアウトでしたが、やってみていかがでした？

面白かったです。僕、男性の方でファンになってくれる人がすごく好きなんです。ライブにも男性のお客さんが来てくれるんですけど、目がキラキラしてるんですよね。そういう人に聴いてもらえたらうれしいなっていつも思うので、実際にトークできてよかったです。柔道の話ばっかりでしたけど（笑）。

──ライブはTomi Yoさん（Key）と沖増菜摘さん（Violin）との3人編成でしたね。

この編成でのライブってほとんどないんですけど、バンドのときよりも僕の歌声をちゃんと聴かせたいと思ってやりました。普段僕のバンドでのライブを聴いてくれている人も違う印象を持ってくれたらうれしいですね。

──「メーデーメーデー」の初パフォーマンスもありました。

すっごい間違えちゃったんですよ。新曲だからみんなわかんないからいいやって思ったんですけど……。テンパってました。

──アーカイブ映像を観るファンの方へ番組の見どころをお願いします。

アーカイブ残るんですか？ あちゃー……。やっぱ「メーデーメーデー」のライブじゃないですかね。初めてやったもんだから感極まってグチャグチャになってしまったところも含めて、ライブならではの臨場感を感じてもらえればと思います。